モリアーティ兄弟の末っ子【名探偵コナン】 (ページ6)

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園子と蘭が先に帰宅して、私も帰ろうとした時だった。

コナン「ねえ、お姉さんは……その見た目で辛い思いしたり、したの？」

眼鏡の少年、基江戸川コナンは私にそう切なそうな目で見てくる。

「…今も少し、でも大丈夫ですよ。蘭や園子、それにコナン君や安室さんの様に容姿を認めてその上褒めてくれる人がいればそれだけで頑張れるんです。」

蘭たちが帰る少し前、コナン君も私の容姿について綺麗だと言ってくれた。
世辞ではないよという彼のその真剣な瞳に吸い込まれるように、私はありがとうとその時返事をした。

安室「何かあれば僕が力になります、僕もそういう経験がありますから。」
「それはとても心強いです。では、困り果てた時にでも。」

安室「ええ。(…困り果てる前にでも頼って欲しいのに。)」
コナン「僕も僕も！僕もお姉さんの力になるよ！」

「ありがとうございますコナン君。では、私帰りますね。」
安室「はい！また是非いらしてくださいね！」

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