4.純黒の悪夢(ナイトメア) ページ19
都合で途中から…というかもはや終盤からかもしれないです…
＿＿
カランカラン…
「梓さん、いつものをください」
梓「いらっしゃいAちゃん！はーい！じゃあ好きな席で待っててね！」
歩美「あれ、Aおねえちゃんだ！」
「おや、歩美ちゃん…それに博士達…？」
＿＿
私はコナン君達がとある記憶喪失の女性について動いていると聞き、私も彼らの会話混ざった。
阿笠「あそうじゃった、これをコナンくんに預かっとたんじゃ」
歩美「あ！」
光彦「これって…」
歩美「ダーツのところで貰えるお人形だね」
元太「でもこれなんで色塗ってねえんだ？」
阿笠「コナン君がなんかいっとったんだが、忘れてしもうてな」
歩美「ええ…」
光彦「いいですよ、直接聞きますから」
すると、阿笠博士の携帯が鳴る。
阿笠「おお、噂をすればコナン君じゃ。もしもし？」
コナン【博士、まだ子供たちと一緒か？】
阿笠「ああ、今ポアロでお茶をしとったところじゃ。
ついでに、Aくんも一緒じゃよ。｣
コナン【Aさんも？…じゃ、聞きたいことと博士に頼みが】
阿笠｢それよりあの女性は大丈夫じゃったのか？｣
コナン【さっき警察病院に搬送されたからな、もう大丈夫だ。】
歩美「良かったー！」
阿笠「それで、ワシに頼みたいことって？」
コナン【彼女が持ってたスマホの内部データの修復をして欲しいんだけど。】
阿笠「それは構わんが、完全に修復できるとは限らんぞ。」
コナン【ああ、それと観覧車で彼女が発作を起こした時、何か言ってたみたいだけど、内容を知りたいんだ。】
光彦「ああ！それなら、途中からですがちゃんとメモを取ってありますよ！
スタウト、アクアビット、それとリースリングって言ってました！どういう意味か分かりますか、コナン君？」
コナン【なあ博士、ポアロに居るんだったよな】
阿笠「あ、ああ」
コナン【なら安室さんに変わってくれ】
スタウトにアクアビット、それにリースリング…それらは全て酒の名前だ。
なぜ記憶喪失の人間が酒の名を？
途中からのメモということは、まだ他にも何か言っていたはず。
発作を起こした人間が咄嗟に酒の名前なんて、酒中毒でもマニアでも言うはずがないだろう。
なにか、私が知らない大きな何かが動いている、そんな気がしてならない。
…ねえコナン君、それに安室さん…貴方たちは一体……？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あざみ | 作成日時：2023年3月20日 15時
