モリアーティ兄弟の末っ子【名探偵コナン】 (ページ17)

今日:9 hit、昨日:20 hit、合計:10,407 hit

. ページ17

高木「つまり、何者かによって脅されていた少年が貴方に助けを求めて………そして目の前で射殺された、と」

「はい、何かに怯えている様子でしたし、間違えないかと…思います。」

震える手で警察を呼び、事情聴取を受けた。

目暮「…貴方は第1発見者でもあり、」

「容疑者でもある…そうですね？大丈夫です、逃げたりはしませんから。」

あくまでも"何者かによって脅されていた"というのは私の推測に過ぎない。
証拠も何も無いのだから。

それは容疑をかけられても仕方の無いことだ。

幼い子の命が失われた。
その事実が嫌に私の心を刺した。

コナン「…Aお姉さん」

「…ダメじゃないですかコナン君。君のような子供が事件現場に来ては…。」

コナン「…」

「……子供の死体なんて、見たくもないでしょう？」

コナン「僕は大丈夫……でもお姉さん、凄く辛い顔してるよ。僕信じてるからね、お姉さんは罪を犯してないって。」

「………ありがとう」