モリアーティ兄弟の末っ子【名探偵コナン】 (ページ13)

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3.生きるを拒んだ、君達へページ13

「おはようございます、安室さん」

安室「おはようございます！いつもので宜しいですか？」
「はい、いつもありがとうございます。」
安室「いえいえ、寧ろ此方こそありがとうございます」
「それは店の売上として、ですか？」

安室「はは、賢い貴方なら分かるでしょうに。」
「ええ、わかりますよ。ですが私には私に自信がありませんから好かれているといわれても実感が湧かないんです。」

安室「この僕が惚れた女だ、自信を持て……っばいいかと」
「…」

今、雰囲気が変わったような。
口調…というか人格、というか。

まあいいか、と私は安室さんが届けてくれた珈琲とパンケーキを頬張った。

＿＿

「にしても未だに慣れない、私達モリアーティが過去の人物で、今も尚語られているだなんて。」

コナン「どうかしたの？」

「おや、コナン君、いえいえ何も無いんです。」

反応を見るに、どうやら内容までは聞かれていなかったようだ。
今は学校の帰り、コナン君は散歩をしていたらしい。

「君はシャーロキアンなのですか？」

コナン「うん！そうだよ！…黄緋お姉さんも？」

「いいえ、本も読んだことは。でも詳しいですよ、本には描かれていない事もわかります。」

コナン「え？」