Sweet Liar 【chapter6 please don’t say....】 (ページ12)

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146話ページ12

ミーティングにて

スタッフ)えー、今回は風磨くんの新曲に加えて、
4曲アルバムに収録するつもりです。

4人)え！？風磨くん曲書いてたの？！

風)うん。
お前ら、なんで俺が部屋にこもってると思ってたの？笑

4人)(Aちゃんのことで凹んでると思ってた
なんて言えない…)わかんない笑

風)どーせ、俺がAのことで凹んでると思ってんだろ
まあ、最初はそんなことなくもなかったけど、
あいつのこと見返してやろうって思ってな！

健)(それこそAちゃんの思う壺だけどね)

マ)風磨くん…泣きたかったら僕のところへおい…

風)あ、結構でーす

皆)笑笑

健)あの、実は俺も新曲書いてるんですけど、いいですか？

4人)まじで！？

スタッフ)間に合うの？

健)はい。

スタッフ)いいけど、上に話通さないといけないから…
とりあえず、今日はこれで解散！

ミーティングの後は、新曲の読み合わせとか
話し合いとかをするためにシェアハウスに帰る
ことにした。

その晩、健人の隣の部屋から聞こえて来たのは
1番風磨らしくなくて、
1番風磨らしいラブソングだった。

本当は健人は新曲なんか書いていなかった。

でも、風磨の素直な歌詞を聴いた後に書くのはなにも、
難しいことではなかった。

それから3日後、健人はジャニー社長の元へと向かった。