60話 ページ12
木々)３で開始ね。
１、２…３！
ビュンッ
ガッ！
なめきっているオビに一喝入れようと、
思い切り踏み込んで
剣を素早く振る。
しかしまるでそれを読んでいたかのように、
必要最低限の動きで遮るオビ。
多少驚いているようには見えるけど、
ムカつくやつだな。
貴方)ちっ
ミツ)！？
オビ)ふう〜なんて重い剣の振り方なんですか。
貴方)の割に楽々と受けられちゃったけど。
オビ)ちょっと煽って見ただけのつもりだったけど
随分と効果があったね
貴方)オビと一緒に白雪の護衛してるんだよ？
あんまりなめないでくれる？
オビ)悪かったねえ。
それじゃ、本気で行くよ。
そういうと、漫画で見たよりもより一層
鋭い眼差しで私をいるように見る。
私たちは、一瞬間をおくと、
一気に間合いを詰めて打ち合い始めた。
剣道を何年もやっていた私だから、
一振り一振りが重いはずなのに、
それを物ともせず、余裕の顔で際どいところをついてくる。
ギリギリの戦いを繰り広げて少したった頃、
普段の運動不足が祟った私は限界が…笑
下から思い切り剣を振られて、剣が宙に浮く。
後ろに重心が傾いた私の足元をオビの剣が狙う。
まだ 終わらせない。
貴方)よっ、と！
オビ)はい？
私はそのまま後ろに手をつき、
バク転をして後ろに下がり、体制を整える。
武器を持たない私にオビがチャンスとばかりに
しかし用心しながら向かってくる。
私はオビの剣を持っていない方の手を思い切り引き
後ろに回り込んで剣を持っている手を握り直して
思い切りねじ上げる。
一瞬、うっ という声をあげ、剣を落とす。
しかし、私が剣に気を取られた隙をついて
オビが掴まれていた手を振りほどき、
肩を思い切り押す。
そのまま私は勢いよく後ろへ倒れ込む。
オビが腰から何か武器を取り出しながら、
こちらへ走ってくるのが見えたから、
即座に立ち上がり構える。
一発勝負だけど、いける！！！
オビの背中から武器を持って出て来た手をめがけて
蹴り上げるーーーーーーーー
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テイル(プロフ) - 紅葉さん» あぁぁあ！！！すみません！！ありがとうございます(^ ^) (2018年7月6日 11時) (
レス) id: 070ce4dc16 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - “月” が “付き” になってます！いいとこなのに！ (2018年7月6日 11時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
テイル(プロフ) - みみさん» コメントありがとうございます！更新のペースがバラバラでごめんなさい(>_<)好きって言ってくださって嬉しいです！！コメントを励みに頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします。 (2018年6月16日 13時) (レス) id: 890764c063 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - いつも更新されてるかなーって確認してます！テイルさんの書く小説大好きです！ (2018年6月15日 20時) (レス) id: 938a8df542 (このIDを非表示/違反報告)
テイル(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。違反行為ですので、確認不足という言い訳では済まされないので、以後、十分注意させていただきます。 (2018年3月30日 11時) (レス) id: 070ce4dc16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テイル | 作成日時：2018年3月30日 9時
