愛してごめん。２【岩本照】

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貴方「よし、作ろっかな。」


照「俺何したらいい？」


貴方「別に何もしなくて大丈夫だよ。
何時くらいに食べたい？」


照「６時過ぎとか？」


貴方「おけおけ。
それくらいのつもりで作るね。
照くんは筋トレとか好きなことしてくれてていいよ。」






おっけーと言う返事が聞こえて来たから、
こちらは料理に移るのだけど、、、





貴方「ねえ、見てるのやめてくれない？笑」





包丁を置いて振り返る。

と、そこにはニコニコしている照くん。





照「好きなことしてていいっていうから、
Aのこと見てた。」





ふわっとでも意地悪に笑う照くんを前に
耳が熱くなるのがわかる。





貴方「…！！！
もう、イケイケお兄さん出してこないで！」


照「笑
はいはい、じゃ、うちの照れ屋のお嬢さんに何かあったときのために
筋トレでもして待ってるわ。」


貴方「…本当にご飯食べさせないよ？」


照「顔が赤くなきゃ、ちょっとくらい脅しになったな笑」






余裕なのがムカつく。

ってか、顔赤いし、それなりのこと言ってるし、
ばれてるよね？

照くんも気持ちあるっぽいこと言ってくれるけど…

どうなんだろ。









貴方「よいしょ。」





とりあえず作り終わって、
あとはご飯ができるのを待つだけ。





照「よいしょって年寄りみたいだなw」


貴方「え、ひどくない？笑」


照「悪い悪い。
飯もうできたの？」


貴方「うん、あとはご飯ができるまで煮込んでようかなって。」


照「手際良過ぎだろ！」





褒められることに慣れてないから、
はにかんだ笑顔でごまかす。





照「何それw」


貴方「なんでもー」

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