＠５５ ページ6
「えっ？顔はどうにもならない・・・じゃなくて！
昨日はごめんなさい」
冷静になって酷い事した、傷つけてごめんなさいって
頭を深く下げる。
『A、もういいよ。俺も言い過ぎたから』
「でも・・・」
『それで、寝れなかったんだろ？目が真っ赤』
それは自業自得だから、小さくつぶやく。
『じゃ、俺と約束して』
「約束？」
『うん、お酒は家でしか飲まない！不安な事とか心配事が
あったら俺に相談すること』
「西島さんに・・・？」
『そう、何でもいいよ！ケーキ買ってこいとかスタバ奢れとか』
「それって・・・ただのパシリじゃない？」
『それは例えだから！何でも言って欲しい』
Aの力になってあげたいから。
好きな子が苦しんでいる姿なんて見たくない。
『俺は、Aには笑ってて欲しい。
辛い時は、俺に甘えて？頼って』
「・・・私、最低な事したのに何で？」
『んー、Aは俺にとって・・・・・・妹だから
そう、妹が困っていたら助けてあげるのが兄の役目』
「・・・妹・・・」
ズキンと胸が痛い。
妹なんかじゃない、Aは愛おしい人。
本当の事を言えない俺の弱さが、気持ちを嘘で固めた。
「西島さんが、お兄ちゃんかぁ・・・」
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Erica(プロフ) - 翡翠さん» ご指摘ありがとうございます。修正させて頂きました。この先のお話も頑張ります。 (2020年10月20日 8時) (
レス) id: 5d04287811 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 64の内容、前半も後半部分も同じ話になってます。続き楽しみに待っています (2020年10月20日 8時) (レス) id: 5716f1467c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Erica
| 作成日時：2020年10月14日 11時
