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顔がぶさいく・・・には反論ができない。
自分でも自覚がある。
朝起きて、鏡を見て絶句したもん。
『少しは楽になれたみたいだね』
「いっぱい泣いたし、寝れたから」
西島さんのお陰だよ、ありがとうってお礼を言えば
頭を撫でられる。
頭を撫でられる年齢ではないんだけど。
でも、ちょっとだけ嬉しい。
『仕事終わったら、ままここに戻ってくる』
「なんで?」
『心配だから、今は誰かと一緒にいる方が気が紛れる』
「でも・・・・」
『甘えろって言ったでしょう?こういう時も遠慮しないで
思う存分甘えるの!』
そういえば昔から、西島さんには甘えてこなかった。
仲が悪いという訳じゃないけど、スタッフさんに牽制されてから
どこか1歩離れてた。
その分、秀ちゃんや真ちゃんに甘えてたけど。
「では、お願いします」
『よし!じゃ、仕事終わったら来るね。
もし、食べれるようなら少しだけでもいいから食べるんだよ』
「判った」
『じゃ、一回戻ってそのまま仕事に行くね』
立ち上がった西島さんの手を思わず握る。
『どうしたの』
「あっ、いや・・・ごめんなんでもない!」
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Erica(プロフ) - 翡翠さん» ご指摘ありがとうございます。修正させて頂きました。この先のお話も頑張ります。 (2020年10月20日 8時) (レス) id: 5d04287811 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 64の内容、前半も後半部分も同じ話になってます。続き楽しみに待っています (2020年10月20日 8時) (レス) id: 5716f1467c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Erica | 作成日時:2020年10月14日 11時