アクアリウムに溺れて

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東名高速を東京方面に車を走らせる。

　 車内ではお互いに無言。
　
　 だって隆弘からしたら私の行動は理解できてないだろうし。

　 私はこれから実行しようとしている事に対してド○○キしてる。

　 初めて行く場所で更に緊張してる。


　 とあるインターで高速を降りる。

　 今まで何で高速道路のインター側にはホテル街があるんだろうって

　 不思議だったけど。

　 何となく理解ができる気がする、今なら。


　 さっき調べた綺麗そうなホテルの駐車場に車を停める。

　 ガレージタイプのホテルで他の人と鉢合わせする事もない。

　 車から降りて、いまいち現状が把握できてない隆弘を助手席から降ろして

　 部屋に連れて行く。

　 入った部屋はいたって普通でイヤラシイ雰囲気は全く無い。

　 2人で座ると密着感があるソファ、顔を見ないで話せそう。

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