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「はい」
手渡された愛用のマグカップ。
(久しぶり、隆弘のカフェオレ)
ふぅふぅしながらカフェオレを口にする。
『おいしい』
気まずさが少し落ち着いたのか口から毀れた。
「よかった」
隆弘も私を見てはいないけど表情が緩んでる。
昨日の出来事が嘘のように穏やかな空間。
「ありがとう、ソロやらせて欲しいって社長に言ったって」
『・・・うん、せっかくツアーが決まってたのに白紙にするのは勿体無いから』
「ちゃんとツアーは出来るようになったから」
『そっか、良かった』
会話が途切れて、お互いに口を出すのをためらってる。
でも、言わないとね。
『あのね、正直ショックだった。あのこと・・・でも責任は私にもあると
思ってる。』
「違う、ことりは悪くない」
『他人が一緒に暮らすって凄い事だけど、一緒にいるのが当たり前になって
努力するのを私が怠ったから、隆弘が他で・・・って私にも責任はある。
もし、あの人が好きならこんな形じゃなくて私に話して欲しかった』
一呼吸置いて
『好きな人ができたから別れて欲しいって正直に言って欲しかった。
あんな形で知りたくなかった・・・かな』
冷めたカフェオレを一気に飲み干した。
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Erica(プロフ) - かおりさん-ご連絡ありがとうございます。修正させて頂きましたが変換されない場合はまたお知らせください。 (2018年5月19日 20時) (
レス) id: fbbebb221d (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - すいません。名前変換がされていないです… (2018年5月19日 16時) (レス) id: c8d934a26a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Erica
| 作成日時：2018年5月9日 18時
