アクアリウムに溺れて

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スタジオに戻って撮影を開始。

何で私は笑顔でカメラの前に立ってるの？

心配そうに見ている浦田さんに宇野ちゃん。

他のメンバーは着替えや打ち合わせでスタジオにはいない。

もちろん彼も。

私は本当に彼が大好きだった。

本当なら指輪なんて壊したくなかった。

こんな結末が待っていたのなら好きにならなきゃ良かった。

すごく惨めな気分。

もっと早く気が付いていたら、こんなにも惨めじゃなかった？

もっと早く気が付いていたら許せてた？

なんで、嫌いになれないの？

なんで、誰も私を責めてくれないの？

いつの間にか泣いていた私を宇野ちゃんがいつの間にか抱きしめていて

宇野「ことり、がんばったよ。思う存分泣きな！私もりかちゃんもいるから」

浦田「俺もいるからね」

大きな手で頭を撫でてくれる浦田さん。

もう・・・何で涙が止まらないの、止まってくれないの。

明日、目が開かないんじゃないってくらい泣いた。

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