第72話 風邪2 ページ25
『頭が痛いのと、喉が痛い……で、めちゃくちゃ寒い』
「完全に熱出てるな……今日の朝一で病院に行こう。とりあえず今から下に行って必要なもの取ってくるけど、何か欲しいものあるか??」
パパは苦笑しながら
絶対に昨日のが祟ったなだなんて言って
軽く頭を撫でてくれる
『………お水が欲しいくらい』
「温かくしようか??」
『……ん』
「動けそうだったら自分の部屋に戻ってろ、まあ……無理そうだったら俺のベッド使っていい」
そう言ってパパは下の階に向かっていった
階段を下りる音が聞こえ
ガサゴソと探す音が静かに響いた
戻ろうと思ったがパパを呼びに行くので限界だった
申し訳ない気持ちでいっぱいだが
今日はパパのベッドを借りることにした
毛布と掛け布団に包まりパパが戻ってくるのを待つ
中学3年生にもなって
父親のベッドで寝るのは"アリ"なのか"ナシ"なのか
くだらないことを考えていると
パパが戻ってきた
「やっぱり無理だったか、ほれ体温計」
軽く頷きながら体温計を受け取り脇の下に挟み
パパはポーｯとしている私に冷えピタを貼ってくれた
「39.4℃か………今から病院行くか??」
もう動きたくないので私は首を横に振る
パパは私の思っていることが分かったのか
そうかと一言呟き私に薬を手渡してくれた
『……パパ、私のベッド…使って』
「嬉しいけどAが体調悪いんだから側にいるよ、確か敷き布団がクローゼットの中にあったはずだからそれ使う。Aは早く寝ろ…で、早く風邪治せ」
『…………ぅん』
ウトウトとしてきてゆっくりと瞼が落ちてくる
いつの間にか私の意識のは
微睡みの中へと溶けていった
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miotyatora29(プロフ) - こんにちはコメント失礼します！ほのぼのしてて面白かったです！質問なんですけど相澤先生って設定では30歳なんですけど夢主ちゃんの年齢から計算すると……相澤先生13歳で妊娠させてることになるのではないでしょうか…|ω•˘ )勘違いだったらすみません🙇 (2022年10月12日 18時) (
レス) @page12 id: e25d5229fc (このIDを非表示/違反報告)
蒼天 - printemps(プランタン)さん» 家族らしさを伝えられるよう作品を書いてきたので、そう褒めていただけて嬉しいです!!ありがとうございます(*'∇') (2020年4月17日 11時) (レス) id: de42be2b65 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - …家族だなぁ(ほのぼの) (2020年4月5日 22時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
蒼天 - 鯣さん» 鯣さん、ありがとうございます(*´∇｀)!!!! (2018年11月19日 21時) (レス) id: be4adeb0ca (このIDを非表示/違反報告)
鯣(プロフ) - 蒼天さん» いえいえ大丈夫ですよ！読み方はさくやのがくえんです！ (2018年11月19日 18時) (レス) id: 12f3679b3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼天 | 作成日時：2018年8月21日 10時
