花火 ページ4
ユンが連れて行かれた。
爆薬なんて仕掛けてない。そのことがわかれば
きっとユンは殺される。
嫌だ。絶対嫌だ!そんなことさせない!
『あなた達はその兵達を縛って!』
後ろにいた女達に指示を出し甲板を目指し走った。
もうだれかをなくすなんていやだ!
案の定ユンを見つけた時兵が剣を振りかざしていた。
もう、誰も傷つけたくない。
覆いかぶさった瞬間身体に走る激痛。
間に合った。助けられた。
ユ「...血が」
目を大きく揺らすユン。
そんな顔しないで。
『ユン、私は死なない。それより花火を上げて。』
ハッとしたユンは頷いた。
私は兵と向き合い1人1人の目を見た。
その瞬間怯えたような顔をした。
『ユン!!』
私の掛け声とともに走り出したユン。
それに気づいた兵達は遅かった。
パァン!
夜空に咲いた綺麗な花。
シンア見つけて。
背中の傷はもう閉じた。痛みもない。
「貴様らぁ!」
プッキュー!!
ユンと私に迫ってきた兵の顔にアオがヒット。
一時は助かったもののアオは小動物。
首を捕まれ投げ捨てられた。
「さっきは油断したが背中の傷が痛むだろ。綺麗な女だから持ったいねぇがもう長くねぇだろうよ。残念だったな。」
こいつらには背中の傷が治っているとこが見えない。
『殺したいなら殺しな。お前に私は殺せない。』
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桜咲美羽(プロフ) - オリジナル作品ではないためオリジナルフラグを外してください。 (2016年10月2日 18時) (レス) id: c3e60a3b0a (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 面白かったです!どうか続編お願いしますm(_ _)m (2016年8月2日 18時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - とても面白いです(*^▽^*)頑張って下さい!応援していますヾ(≧∇≦) (2016年8月2日 10時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冷奴 | 作成日時:2016年7月28日 11時