闇の天使の鈴の音~参~

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きっとみんな気づいてる、私の力を。

『皆に話したいことがあるの』

それでも、きちんと話さなきゃいけない。
真面目な顔つきをした皆に向かい合うように座った。



私の力は空間を操る力、治癒能力。

｢雲｣｢風｣｢水｣｢炎｣それらを操ることが出来る。
それを聞いたユン達は驚いていたのと納得しているような表情だった。


船に落雷したのもジェハに当たる矢の軌道を変えた風も私の力。

雲を作り雨を降らすことも、海水を噴水の様に上げることもできる。


そして、うまく使えばこの国、いや世界を滅ぼすこともできるだろう。

でも、体力の消費は激しい。

そして、治癒能力。
これわ皆見ている。

ようするに、焼くなり煮るなり脚、手、首を落とすなり心臓を刺しても塞がる。つまり死ねない。

それわ限度があって、ひっつきはするけど
回数を重ねる度傷が閉じるまでの時間が長くなること。

もし、何度も首を落とされて段々と治癒が遅くなり
最終的に限界まで治癒が遅くなってもその傷が
完全に治ればまたリセットされる。

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