青龍の里 ページ36
『ユン!探検しよう!』
ユ「当たり前だよ!壺やタンスは片っ端から覗くけー!」
ハ、主「覗くぜー!」
キ「覗くぜー?ってさっき村の者がここは迷路のようだと言っていたが。」
ユ「そんなの天才美少年に任せな!攻略してやるよ!」
スキップする勢いで部屋を出たものの...
入り組みすぎ!
ユ「ここも行き止まりだ!どこにいるんだよ青龍。」
ゾワッ
『っ!!』
キ「姫様どうされました?」
『見てる。誰かがでっかい目で私達を見てる。』
ハ「そういやさっきから視線を感じるな。」
ユ「見つかったのかも!戻ろう!」
『うん...。』
プッキュー
『え?』
今声が聞こえたような。でも後ろを見ても岩しかないし。
ゴトッガガガ...。
扉...。
プッキュー!
『あ!こんなところでなにしてるの??』
暗い通路をロウソクの火が照らす。
後ろを振り返ってもハクたちはいない。
「どうされた?迷子になられたのか?」
『え、まぁそんなことろよ』
どこから現れたのか1人の住人が近くにいた。
なんだかこの人気味が悪い。
目を見ようとしないし。
「お仲間の所まで案内しましょう。」
『いえ、結構よ。』
いうことを聞いてもきっとハクたちの元には戻れない。なんだかそんな気がした。
ぴちゃぴちゃ
...ぴちゃぴちゃ
ついてきてる。めんどくさ。
最近ユンに似てきてるかも。
プッキュー
『ん?どうしたの?』
「誰だ!?」
『あ...。』
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紗月(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2016年6月30日 18時) (レス) id: 778bb0b763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冷奴 | 作成日時:2016年6月16日 15時