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「な、なんだテメェ!!!」



「急に来たくせに獲物を横取りかよぉ!!」



「ぶっ殺してやらぁ!!」



「邪魔すんじゃねぇ!!!!!」







「邪魔…ねぇ








君達こそ、俺の邪魔をしないでくれるかなぁ??」





空気が重々しい。
殺意を向けられていない私にもわかる





十分に彼を怒らせてはいけない事が。






さっきまで冷たかった風が今では少し暖かく感じる
手足の震えが止まらない…




今ならよくわかる








鬼がどういう物なのかを。







「「「「ぐぁぁぁああああああ!!!」」」」



只々一瞬の出来事だった
私には風が吹いた様にしか見えなかった。


気がついたら、4体の鬼は
土に這いずり転がっていた。





「っ…つえぇ…」




「に、逃げるしかねぇ!!!」







「ふふふっ…









逃がすわけないじゃないか。」






グシャッ




そんな音と共に、居たのは
血だらけの鬼ただ1人だけだった。



他の鬼はバラバラだった


まったく何が怒っていたのかが分からなかった
只々一瞬すぎて



これが鬼と人間の差だと、やっと気づけた。

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作者 - 初コメありがとうございます!!基本的に土日更新なのでそろそろ更新予定です!!! (2020年11月29日 10時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
「」 - やべぇー!!むっちゃ好み!続き待ってます! (2020年11月27日 13時) (レス) id: b574949f5c (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 1,1000hitありがとうございます!! (2020年11月23日 18時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - お気に入り登録者100人ありがとうございます! (2020年11月23日 17時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年11月2日 18時

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