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!!





『はぁ!はぁっ…』


よかった…生きてる……



夢にしては生々しすぎる……
感覚が、まるで本当に落下しているみたいに__









「あれれ〜?なんで起きてるのかなぁ?」


『…ねんねんころり(仮)さん』


「俺そんな名前じゃないけど…」


『近いです、離れてくださいねんねんころり(仮)さん』


「んー、無理かなぁ?」
「それよりも君、もしかして鬼殺隊???」


『刀持ってない、遅い、無理』

絶対首切るまでいけないです。
列車の上に立つとか無理です。

鬼とデスマッチとかそもそも私無理です。




というかこの反応、やばかったんじゃ…


「へぇ…でも、どうして術を破れたんだろうねぇ??」



あ、終わった。
しんだわ…









それに と、ねんねんころり(仮)





「君って稀血なんだよねぇ〜!こんなところで会うなんて…!夢見心地だぁ〜!!」


『あ、あぁそう、夢見心地(仮)さん』

出たよ、夢見心地。
とにかく、逃げないとレッツイートで終わる。



しかし夢見心地さんは絶対逃がさない。
目の前のご馳走を、絶対逃すわけにはいかないだろう




というか稀血とか初耳なんだけど。
びっくりしたわ。



徐々に徐々にと、夢見心地が近づいてくる

一歩ずつ、彼が進むごとに私も下がる。
(獲物)が遅いからか、余裕があるんだろう。



でも、少しずつだけどこれで良い。
日が登ってきている…!



一歩下り作戦で時間稼ぎすれば……!!




グチャッ!!



『へ!?うわぁぁっ!!!』



し、しまった!!ここは田んぼがあったんだ…

身動きが全く取れない……
動けない…




「あ〜あ、もっと周りを見れば良かったのになぁ〜」




あっ!う、うそっ!!!



「日が登って俺を殺す作戦は良かったのにねぇ〜!」


ば、バレてたんだ…

動けば動くほど、田んぼの沼に沈んでいく…
駄目だ!



「ふふふっ…その顔が見たかったんだぁ!」


近くにいると気づくには遅くて。
気がつくと沼から出ていて。








「捕まえた。」





まるで鬼ごっこの鬼に、捕まった時の静かさがあって
頭は真っ白で。

伍→←参



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作者 - 初コメありがとうございます!!基本的に土日更新なのでそろそろ更新予定です!!! (2020年11月29日 10時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
「」 - やべぇー!!むっちゃ好み!続き待ってます! (2020年11月27日 13時) (レス) id: b574949f5c (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 1,1000hitありがとうございます!! (2020年11月23日 18時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - お気に入り登録者100人ありがとうございます! (2020年11月23日 17時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年11月2日 18時

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