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廿参 ページ23







「さぁ、早く決めて。」
「もちろん、俺だよね??」


「僕らの家族になってくれるよね…???」

ど、どうしよう…
あー…



『うーん…』


(…大変だな、この人間も……)


おーい、釜鵺くーん。
そんな哀れみな目で私を見つめないでくれー!!
助けてくれよぉー!知り合いでしょ!?
この人…?達のさぁ!!


なんか代わりの案とかないかなぁ…
例えば、あれだ、あれ…




血は繋がってないけど、訳ありで家族って奴!!!


魘夢さんは…知り合いだ!!!

うん!!それがいい!!そうしよう!!!!


『正直に、言うよ??』
『結果聴いて怒らないでよ??ホントに。』

そう言うと二人はうなづく。




『私は魘夢さんにもついていかないし、累くんの家族にもなれない。でも、代わりの案は提出できる。代わりの案なら私も同意できる。』


「代わりの…」



「案…??」

よし…乗ってきた……
後は二人が受け入れてくれるだけだ…



『うん。例えばそうだね…


累くんとは血が繋がってない家族
でも訳ありでお姉ちゃん。



魘夢さんとは知り合いで
数週間程に出会うくらい。


ってのはどう??
これなら家族にもなれるし、会うこともできる。』



「でも、隣のコイツが会えるってのが嫌なんだけど。」


『累くんも会いに来ればいいよ!!それか、会いに来る!!!』

『会うことなら出来るから、ね!』


「…分かった。」
よし、累くんは賛成!!!
…ちょっとムッってしてるけど。

でもまぁ可愛い。



『よしよし…!流石私の弟だよ!!』

(弟…!!!!)「うん、ありがとう…!」


頭を撫でてあげたらパァッとなった。
本当に可愛い。やる事は可愛くはないけど…ね。

というか累くんの頭撫でれるとかもうお姉ちゃんでいいかも。


うん、それで行こう。



『で…魘夢さんは??』


「賛成だよ…でも敬語がまたなぁ…」


『ごめん、ごめんて…許して魘夢…』


「ふふふっ…いいよ。」


『ありがとうホントに。』
よしゃあ!!これで鬼ルートは回避した!!!


……あ、あの人にお礼言わないと。



『釜鵺さん…あの、長話お付き合い…??頂いてありがとうございます。』

『お礼なんですけど、血…飲みますか?』
『稀血…見たいですし…私』




「あ、い、いや…考えが変わった……」


後ろを向いてみると黒い雰囲気のお二人さん。
あ、察してくれたのね。


流石ですわ釜鵺さん。

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作者 - 初コメありがとうございます!!基本的に土日更新なのでそろそろ更新予定です!!! (2020年11月29日 10時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
「」 - やべぇー!!むっちゃ好み!続き待ってます! (2020年11月27日 13時) (レス) id: b574949f5c (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 1,1000hitありがとうございます!! (2020年11月23日 18時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - お気に入り登録者100人ありがとうございます! (2020年11月23日 17時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年11月2日 18時

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