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捨参 ページ13






「何食べる?」


『えーっと…』


って…此処豊さんのやってる屋台のうどん屋さんだ!
ならあれがいいな!

炭治郎も食べてたアレ!!!


『山かけうどんで…』


「わかったよ。」





「すみません、山かけうどんください」

「あいよ!」


魘夢さんからお金を受け取るとそのまま豊さんは
お茶を出して作業に入った。

この声…やっぱり豊さんだ!!!



まな板と包丁の音が聞こえる。

コンコン
と自分にとっては懐かしい、とっても好きな音。



それにしても…魘夢さんは鬼だよね。
どっからあのお金を出してきたんだろう??

食った人間から?
朝に鬼は働けないし…
かと言って夜に出て働くわけにもいかない…


洋服着てるし、お金持ちだったのかな。




「ねぇ」


『!?…はい、どうしましたか?』


「敬語辞めないかい?」
「暫く出会ってから時間も経ってるし。」


『は…うん。』


そういうと、彼は満足そうにうなづいた。






暫くすると、うどんのいい匂いがしてきた。


「あいよ!山かけうどん」


『ありがとうございます。』






『いただきます。』


豊さんから山かけうどんを受け取って早速食べる。
!?これは…

つるつるしてて美味しい!
出汁とうどんの麺が混ざり合っていい味…!
ネギもシャキシャキしていていい!


『食べた中で一番美味しいうどんだぁ…!』


「!…良かったぜ、嬢ちゃんに言われて!」


豊さんもとっても嬉しそうにうなづいていた
私の食べっぷりが良かったのだろうか。

豊さんは改めて出汁の取り方が上手いと実感した。



「いい食べっぷりだね。」
「よっぽど、お腹空いてたんだね…」


『はい…じゃなくて、うん。』
『私お腹が空くと、沢山食べたくなっちゃうの…』


そのせいで太るんだよな…
痩せなければ…(使命)



『ごちそうさまでした!とっても美味しかったです!』


「あぁ!また来てくれよな!!」






「さ、いこっか。」


『うん。』

あぁ〜!!お腹いっぱい!!
それにしても、なんで此処に連れてきたんだろう?


魘夢は。
もしかして、本拠地みたいな所があるのかな?
珠代様みたいに。

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作者 - 初コメありがとうございます!!基本的に土日更新なのでそろそろ更新予定です!!! (2020年11月29日 10時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
「」 - やべぇー!!むっちゃ好み!続き待ってます! (2020年11月27日 13時) (レス) id: b574949f5c (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 1,1000hitありがとうございます!! (2020年11月23日 18時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - お気に入り登録者100人ありがとうございます! (2020年11月23日 17時) (レス) id: 642b8d5027 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年11月2日 18時

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