グリーンバックonグリーンバック ページ34
『あぁぁぁ可愛い尊いなにこれぇぇぇ！！！』
「ああもう！だから嫌だったんだよぉぉぉ！！！！！」
あの後中島先輩に捕まった佐藤先輩は、何故か女装させられており、校内でビラを配っていた
その姿は、すれ違う者誰もが振り返る、超ド級の美少女だった
「シゲがどうやら男どもの票を固めているみたいだからね、こっちも手を打たないと。
という訳でよろしく勝利…ってなんでそんな距離とるんだよ？」
「ハイ。ここに溝が出来ましたァ！中島と俺の間にマリアナ海溝がァ！！」
「俺はどんな距離も何度でも泳いで渡るけどね✩」
ビラ配りの活動は10分休みの間にも行われ
昼休みに中島先輩の私物と化した視聴覚室に一同が集められた
「あのさぁ。よく考えたら俺、選挙ポスター撮ってなくね？」
選挙ポスター？いや昨日と今日でこの学校の生徒会選挙に掛ける情熱は分かったけど
ポスターまでやるの？
「ハイチーズ」
「待て待て、せっかくの選挙ポスターだぜ？もっと気合い入れようぜ」
「でも気合いって…プロに頼むんですか？」
「そこでだ廉、じゃじゃーん！グリーンバックー！！」
そう言って中島先輩は、さっきからひときわ目立っていた緑の布で隠された大きな物体を取り出し、
布を剥いだ。
いやなんで…グリーンバックの布を隠す布もグリーンなの？
布on布！
『それ隠れてませんよ…なんで布に布かけたんですか？！』
「あは！ほんとだ！もうー健人のバカ！」
そう言うと彼は、頬を膨らませ、頭を軽く小突き、ウインクをした
……
「あの…勝利君、こいつずっと固まってますけど、大丈夫なんすか？」
「大丈夫大丈夫。濃度の高い中島健人食らった奴は皆ああなるから」
「じゃあAは置いといて、一眼レフあるから勝利撮って」
「一眼レフ！？なんで健人君はここまでするんですか？だってもうほぼ健人君は当選確実じゃないですか…」
永瀬と思考が被るのは尺だが、私もそれがずっと気になっていた
ほかの立候補者が皆パッとせず、もう勝ったも同然なのになぜここまで気合いを入れているのだろう？
「…」
永瀬や佐藤先輩、私まで巻き込んで、そもそもなんでこの面子？
生まれ落ちた時から絶対に生徒会長にならないといけない業でも背負っているのか？
「そうだね。確かに何も言ってなかった。話してあげるよ、俺が生徒会長になりたい理由」
テスト期間は知らない内に迫ってくる→←運転下手な奴に限っていい車乗ってる
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はじめ(プロフ) - 夜木さん» 夜木さん！！こちらこそいつもお話楽しく拝見させて頂いてます！夜木さんの書くヤンデレ海人が大好物です！これからもどうぞよろしくお願いいたします！ (2020年12月30日 15時) (
レス) id: fd1263fa19 (このIDを非表示/違反報告)
夜木(プロフ) - かなりの時差なのですが、大好きで最初から楽しく拝読しております！圧倒的に面白いのに萌えもあって日々の癒やしです！お忙しいとは思いますが、これからも更新頑張ってください(^^) (2020年12月30日 1時) (レス) id: 9b6e1cc694 (このIDを非表示/違反報告)
はじめ(プロフ) - しおりさん、コメントありがとうございます！確かにそう見えますね笑 (2020年10月23日 7時) (レス) id: fd1263fa19 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 正門（せいもん）を正門（まさかど）って読んだの絶対わいだけじゃないはず。笑 (2020年10月22日 23時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はじめ | 作成日時：2020年10月5日 21時
