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合宿3日目。
今日の朝ご飯はロールパンといちごジャム。
あとその他諸々のおかずだった。
ロールパンにいちごジャムってつけたことないな…。
ロールパンの上からジャムをかけると、パンの丸みでとろとろとジャムが垂れて、
すぐ手がベトベトになってしまった。
「A？何をしている？」
隣の席で食べていたオロチに話しかけられた。
「ロールパンにいちごジャムってさ、パンが丸いから垂れてきちゃわない？
せめて食パンにしてくれればいいのにね」
私がそう言いながら、ベトベトになった手をティッシュで拭いていると、
オロチが不思議そうな顔をして、
「？こうすれば垂れないぞ？」
と、自分のロールパンを小さくちぎり、それを食べ、ちぎって平面になったところにジャムをのせた。
「その手があったか…」
私が呆然としていると、反対側の席でまとまって食べていた女の子たちがプルプル震えていた。
「最近、食べ物に関して…」
「Aちゃんが面白すぎる…」
「ほんとほんと…」
…なんか最近笑われてばっかりのような…。
朝食を食べ終えて部屋に戻り、歯を磨いたり、おしゃべりしたり、みんな自由に過ごしていた。
静かな山の朝にのんびりしていると、
連絡係として大将さんたちのもとへ行ってくれていたえんらさんが、
慌てた様子で部屋に戻ってきた。
「みんな〜！急に予定が入ったわ〜！
すぐに外へ出かける用意をして〜！」
「え？予定？」
「ど、どうしたんですえんらさん？」
みんな急な報告に頭が回らずにいる。
するとえんらさんが、大将さんに伝えられたという予定とやらを教えてくれた。
「実は今日〜、みんなで、山奥の、滝がある泉へ行って涼もうってことになったの〜」
「滝？泉？」
「で、でもなんでそんな急に…」
「親方様の突然の思いつきだそうよ〜」
ほんと自由だなあの人…。
「だからみんな、水分補給のための物とか、必要なものを持って、中庭に集合よ〜」
「え、待って！日焼け止め塗ってない！」
みんながバタバタし始める中、
花子さんの凛とした声が部屋に響いた。
「待って…。滝、泉ってことは、そこに行って『泳ぐ』ってことも出来るのよね…？」
「ええ。施設の妖怪の話だと、水はとても綺麗で、泳ぐのも気持ちいいみたいよ〜」
へえ…いいな…。
あれ？でも…。
「今回の合宿に、水着なんて持ってきてないよね？」
私がそう尋ねると、花子さんは…。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーアルファベット
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明石美音子 - 海葉さん» 吹きました!?楽しんでもらえて何よりです！嬉しいです！(笑)華ちゃんと宗像ちゃん、今後のふたりの関係に注目ですね！宗像ちゃん相変わらずですね〜。 (2017年10月7日 17時) (
レス) id: e8c22bb6a4 (このIDを非表示/違反報告)
海葉(プロフ) - ちょww理科の先生面白すぎです！吹きました（笑）華ちゃんもクラスに慣れてくれると良いですねぇ〜。宗像ちゃんも流石ですよ！ (2017年10月7日 16時) (レス) id: c9a6b087d8 (このIDを非表示/違反報告)
明石美音子 - 海葉さん» ありがとうございます！はい！頑張ります！今後のお話もお楽しみに！ (2017年10月4日 20時) (レス) id: e8c22bb6a4 (このIDを非表示/違反報告)
海葉(プロフ) - アンケート締め切りおめでとうございます！次のエンマ大王様のお話もすごく楽しみです♪あ、でも桜色シリーズも楽しみにしてますよ！これからも頑張ってください(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2017年10月4日 17時) (レス) id: c9a6b087d8 (このIDを非表示/違反報告)
明石美音子 - リミッターさん» 生で見たいですか!?(笑)宗像ちゃんならどんな妖怪さんといても癒されますよ。そんな女の子を目指して書いてる子ですから(笑)お気に召したようで何よりです！(笑) (2017年9月29日 20時) (レス) id: e8c22bb6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明石美音子 | 作成日時：2017年7月16日 21時
