【募集企画】Killer Gameー始まりの鐘を鳴らせー【満員御礼！】

世界観 ページ1

ある日、13人の少年少女の元に、一通の手紙...いや、“招待状”が届く。

示された場所は聞き慣れた場所。

時は来月の13日。

得意気に差出人欄に書かれた紅蓮の文字は、

『TEDDY』。

まるで不気味なこの招待状は、不思議と興味がそそられた。


＿＿13日の金曜日。

約束の日の逢魔ヶ時。

各々の言い訳で、少年少女は家を出る。



今思えば、行かなければ良かったかもしれない。



国立糸魚楼(イトイロウ)学院は、小中高一貫校だ。

そんな場所の食堂。

ガランと乾いた空気が漂う食堂の、中央のテーブルには、いつもより少ない13個の椅子が並ぶ。

テーブルの真ん中にはスピーカーがある。

椅子の前には名前のプレートが並んでいた。

その隣には、小さな硝子玉が1つ。

全員が席についた時、スピーカーから声がした。



「＿＿ザザッ...ツー...ア”ー...

ヤァ!」




「ボクノ名前ハテディ！

オ集マリノ13人ノ少年少女様！

サァ、サイッコウノゲームノ始マリサ！」


「ルールハカンタン！
全員デ殺シ合イ、生キ残ルダケ！」



「オ手元ノ硝子玉ハ、己ノ欲望！願イ！望ミ！」



「死ンダ時点デ硝子玉ハ割レル！逆モ又然リ。ソノ硝子玉ハ即チ、己ノ命！」



「武器ガアト少シデ普及サレルカラ、ソノ時点デゲームハ始マル。」



「『さァ、最ッ高のキラーゲーム、始まりの鐘を鳴らせ！』」

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