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「あ、…嗚呼…すまない。」
師範が継子に心配かけてどうする。
私は継子の見本とならなければいけないのに。
仮にも私は炎柱なんだから。
「最近、体調が優れてないようですね。」
「そんな事はないよ。」
「そんな事あります。鍛錬はやめましょう。」
「……本当にすまない。」
本当に気配りのできる子だ。
本当に継子にしてよかったと思う。
お館様に媚び売ったなんていう噂やら何やらで、
体調が優れない私を見抜くなんて。
愚痴をいいそうになるけどいい迷惑だろうな。
「体調が優れてないようなので、
蝶屋敷の方に見てもらいましょう。」
「ありがとう、けれど遠慮しておくよ。」
いつの間にか、
お茶とみたらし団子が用意されており、
これを食べて元気出しましょうと勧めてくれた。
案の定、美味しかった。
「おかげで元気が出た、鍛錬をしよう。」
「はい!!」
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作者名:riinu | 作者ホームページ:
作成日時:2019年12月26日 11時