Fate of meeting you。 (ページ6)

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fifth memory。ページ6

自己紹介が終わり、指定された私の周りの席に来た2人。

健人「中島健人！よろしくね？」

そう言ってくる中島くんに対して、全く挨拶をせずに机に突っ伏して寝ている菊池くん。

さくら「あぁ。中島くん、よろしく。」

私はそんな中島くんよりも菊池くんの方が気になって仕方なかった。

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そして、授業が始まってしばらくするとムクっと起きた菊池くん。

その拍子に菊池くんの筆箱が床に落ちた。

さくら「あっ！」

急いで拾って手渡すと……。

風磨「あっ。ありがとう」

そう言ってふにゃっと笑った菊池くん。

さっきまで俯いていたからわかんなかったけど、
真正面から見るとすごい綺麗な顔してる。

色白い肌に、笑ったら細くなる奥二重の目。笑う時に微かに出来るエクボ。そして、ぽってりとした可愛らしい唇。

吸い寄せられるように私は菊池くんに見入ってしまった。