【mychan】さっさとくっつけ馬鹿！！【gr】 (ページ10)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:10,713 hit

10 ページ10

Side A

無事、放課後を迎えることが出来た。

帰ろうと荷物を詰めていると、

坂｢なぁなぁ部活、どこ入るー？！｣

『まだ決めてないけど…』

坂｢じゃあさ！一緒に軽音部入ろうや！｣

『え…えぇ…？！』

軽音といえば…楽器？

ギターやドラム…華やかなイメージ。

ピアノは出来るけどキーボードとなると…

変わらないものなのかな…

坂｢ほーら！はーよ！行くで！｣

私は半ば強制的に手を引かれ軽音部の部室に行った。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Side Gero

放課後や〜！

そういえばAはどこの部活入るんかな？

めいちゃんは帰宅部やし、やっぱ帰宅部なんかな？

まぁええわ〜

部室行こかな
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Side A

ほんとに来ちゃったよ…

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

坂｢失礼しまーす！！｣

G｢どうぞ〜ってA？！｣

『Geroちゃん先輩！軽音だったんですね！』

Geroちゃんは確かに歌が上手い。

だが、軽音だったとは…

坂｢入部したいです！！な？A！｣

『へ？あ、はい』

流れで言ってしまったぁ…

志｢ほなやりたい楽器聞いとくわ〜何やるん？｣

あ、志麻先輩だ…志麻先輩はベースとかドラムとかやってそうだよな…リズム隊…

坂｢俺ギター！！！！｣

『あ、わ、私はキーボードで』

坂｢え？なんか意外やわ｣

『そ、そうかな』

志｢じゃ入部届け書いて顧問に出してき〜｣

坂｢はい！行こ！A！｣

また手を掴まれた。

ん？これ、手繋いでないか？

……！！！！！

やばいやばいそういうのあんま経験しない私にとってはやばいぞそれは…

坂｢よし職員室〜！｣

彼はそんなの全然気にしていないみたいだった。