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『、、というわけで、私今日から新型木兎こうたろウイルス回避のために緊急事態宣言発令するね』
秋「うんちょっと待て？」
小「情報量が多すぎるね」
猿「新型木兎こうたろウイルスって何なの」
鷲「、、、？」
赤「鷲尾さん混乱しちゃってるじゃないですか」
『だってー』
お昼ごはんのメロンパンをほおばりながら愚痴をこぼす。
木兎君は今購買でお昼の焼きそばパンを買ってきている。
ちなみにここは空き教室。
誰も来ないのでもはやバレー部専用カフェテリアと化した。
そんな所になぜ万年帰宅部ベンチ()の私がいるのか。
簡単だ。
何故か私が木兎君に気に入られてしまったからだ。
もともと話すのは得意ではない。
どちらかというと心をひらけばぐいぐい話すタイプだ。
とどのつまり、私は陰キャをかましているわけである。
窓際の前から4列目、既に周りには仲良し女子グループが
そんな、お互いに結界をはって、他のグループのメンバーが入ってこようものならひねりつぶす！みたいなオーラを纏う(そう思っているだけである)彼女たちに万年帰宅部ベンチ陰キャの私が話に行けるわけがないだろう。
ずっと細々と暮らしてきた私に話しかけてくれたのが木兎君であり、同時に私の日常を壊しやがったやつでもある。
彼のおかげでこうしてバレー部の皆にあえたのはうれしいけど。
雪絵とかおりめっちゃ可愛いし。
恨みと感謝の気持ちを木兎君に送っていたら、木葉君が言った。
秋「でもさ、なんで緊急事態宣言？」
『だーかーらー！最近木兎君がカッコよく見えちゃうんだって！なんか、こう、目をそらさないと恥ずかしい、みたいな！』
猿「あー、、、」
小「これは、」
鷲「アレだな」
赤「アレですね」
、、、わかってるよ、私でもわかってるの。
この気持ちは、単なる憧れでも、友情でもないことなんて。
でも、認めたくないんだ。
認めちゃったら、今まで通り話せなくなっちゃいそうで。
彼のバレーを邪魔したくなくて。
思いふけっていたら、いきなりドアが開いた。
〜〜
総合26位とか嬉しすぎますありがとうございます。
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蜂蜜色(プロフ) - 猫さん» 嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年3月6日 16時) (
レス) id: c51b645815 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 更新…めちゃくちゃ楽しみにしています…！頑張ってください！面白いです、！ (2021年3月6日 15時) (レス) id: fb41e475e1 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - あみんさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2021年3月4日 19時) (レス) id: c51b645815 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 多趣味のMさん» ありがとうございます！いつも応援ありがとうございます！ (2021年3月4日 19時) (レス) id: c51b645815 (このIDを非表示/違反報告)
あみん(プロフ) - もうタイトルからセンスを感じます笑、頑張ってください！！ (2021年3月4日 16時) (レス) id: ace2dffc29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜂蜜色 | 作成日時：2021年3月3日 23時
