可憐な花が咲くまで…【我ら空木高校栄進クラス!!】【合作企画】

学校ではお静かに…2(ピピピのピ) ページ3

あの事件から2時間が経過した。今の所は常臣ちゃん3回、櫛橋さん3回で同点…そして今は最後の試合の後半
なんの問題も起きず安心しきっていたつかの間…彼女の集中力が一気に切れた

「だぁぁぁぁあ!!!もう！飽いた！！」
亀寿さんが言った瞬間、また犬姫ちゃんと武石さんが喧嘩が始まり、亀寿さんはそれにつられ

「かな！あたいはあっちをとめてくる！」
え！？
「ちょ、ままま待って下さい!?うち1人にしないで下さいｯ！」
うちは精一杯亀寿さんにしがみついた
「かな!?…あっちをどうにかしないとこっちが大変なことになるって！」
「で、ですが！うちらは審判ですよ!?ずっと見てないといつ何かが起きるかｯ…！」

「かな！離れ〜!!!!!!!」
「い、嫌です!!!!!!!」

バタバタしていると犬姫ちゃんと武石さんの喧嘩もヒートアップ
そして
ガッシャーン!!!!!!!

「「「「…あ」」」」

最後の試合4人で邪魔してしまった
部屋はオセロのコマが散りばめられ2人は黙っていた

「ぼ、僕悪くないもんね！」
「はぁ！？犬姫が悪いじゃん！」
「あ、あたい悪うなか！かなが離してくれんやったで！」
「う、うちですか!?で、でも！」

「1回だけだと思っておりましたが…2回も邪魔され」
「霧姫さん…私いいこと思いつきましたわ」
「奇遇ですね、私もです」

2人は立ちこちらによってきた

「に、…逃げるぞぉぉぉお！！！」
武石さんの合図でうちら4人は校舎を走ることになった

そして現在
「はぁｯ…まだ、追ってきてます…！」
「かな！遅か！あてが担ぐで喋っなじゃ！？」
そしてうちは米俵の如く担がれた
「ﾋｪｯ…!?」
「てかｯ…！ツッキーのせいだからねｯ!?」
「はぁ！？犬姫が原因だわｯ！」
「そげんこっはもうどげんでんよか！今は逃ぐっことに集中せんか！」

うちは担がれてる身なのでアレですけど
お二人の顔見れるですよ…めちゃくちゃ怖いです顔めっちゃ怒ってます。

──────────

その後…
1時間逃げたが捕まり
4人とも顔に反省中と書かれた紙を貼られ正座させられた

「うぅ…ごめんなさい…。」
「僕悪くないもーん」
4人の態度はそれぞれ違い
清浄かなは今にも泣きそうな顔をして反省
島津亀寿はめちゃくちゃ体力削られ息を整え反省
武石月夜は申し訳なさそうに反省
織田犬姫は悪くないもんと一点張り

「あら？どうしたの？4人とも」
教室に来た上杉綾と浅井茶々
「その4人は少し反省してもらいますわ」
その日１日は栄進クラス少し静かっだったようです。

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