4 ページ47
それからすぐにエマのお目当てのシロクマに会えて、上手くシロクマを入れて写真撮ってやるって言うのに、またいらないと断るエマ。
仕方ないから、また近くにいた人に写真をお願いして、シロクマを上手く入れて欲しいって注文をつけて、撮りやすい様にエマを抱っこしたら、その人の写真センスの良さ。
バッチリシロクマが写っていて、完璧。
エ「…ウシー、」
『これも写真にしてあげるよ。』
やっぱり笑わないけど、満足そうな表情を見せたエマは、またiPhoneの画面を見ていた。
歩いて回って、お昼食べて、船乗って回るやつあったからそれ乗って見て回って、俺の方が楽しんでるんじゃないか?ってぐらい楽しめた。
エ「すごいね。」
『な。』
エマも楽しんでくれてるけど、流石にこの広い敷地内を歩いて回るのには、小さな子供には体力の限界がある様で、途中で抱っこしたりおんぶしたり。
最後の方になって、やっと1人での写真を撮らせてくれる様になった。
ふれあいコーナー的なとこに行けば、怖いのか俺の後ろに隠れてたけど、俺が触ってるのを見たら、おずおずと手を出したり。
『欲しい?』
ふらっと立ち寄ったお土産を売ってるお店で、ここに着いた時に1番最初に写真を撮った、シロクマっぽいやつのぬいぐるみが売ってた。
シロクマらしいんだけど、流石海外のキャラって感じで、ちょっとね…。
けどエマは、意外とそいつが気に入ったのか、そのシロクマを手に持った。
『記念に買ってあげる。その大きさでいい?』
エ「うん。」
『こっちのデカイのじゃなくて?』
エ「これ。」
『ん。』
エマよりちょっと大きなサイズもあったけど、エマが選んだのは、エマが抱っこしてちょうど良い大きさの。
やっぱり小さい子で、買ってあげると袋に入れるんじゃなくて持ちたいって言い出して、大事そうに抱えて歩いていた。
エ「どこいくの?」
『俺のオススメのお店。』
もうすぐ冬だから、日が暮れるのも早い。
エマが帰る時間もあるから、ちょっと早めの夕食を食べに、俺のお気に入りのお店へと車を走らせる。
朝から動いてたから疲れたのか、車を走らせ始めてすぐに眠ったエマ。
大事そうに買ってあげたシロクマのぬいぐるみを抱えて寝ている姿が可愛くて、こっそり写真に撮った。
1003人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Elua(プロフ) - さっちゃんさん» ありがとうございます!篤人とエマちゃんのデート編を番外編で作成しましたので、良かったら見てみて下さい* (2018年11月6日 1時) (レス) id: 8de7270587 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - 一気に読みました!もう泣けちゃいました。゚(゚´Д`゚)゚。大好きな作品です!エマちゃん再登場願います(笑)もちろん山田ちゃんのお腹にもやってくること楽しみです* (2018年10月27日 6時) (レス) id: 564178b81b (このIDを非表示/違反報告)
Elua(プロフ) - みのりんさん» 山田ちゃん強いですから、きっとうまく内田さんにやらせるんでしょうね〜(笑) (2018年10月24日 9時) (レス) id: 8de7270587 (このIDを非表示/違反報告)
みのりん(プロフ) - 子供生まれたら大変そうだw 見えない育児はしないイ クメンって多いようですね。私はダラだから、山田ちゃん尊敬します。がんばれ山田ちゃん! (2018年10月24日 2時) (レス) id: c86b955507 (このIDを非表示/違反報告)
Elua(プロフ) - みのりんさん» そうなんですね!ww パパとしては最高みたいですよ!よく公園で娘ちゃんと遊んでるの見るって鹿サポの知り合いから聞きました(笑) (2018年10月21日 11時) (レス) id: 8de7270587 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Elua | 作成日時:2018年8月9日 23時