第四十一話 帰りを待つ ページ44
凛音「よしっ」
部隊の皆を見送り、凛音は力ずよくそう言った。
A「？」
凛音「私は仕事があるから部屋に戻るね。」
A「え、でも部隊の人達は…」
凛音「何かあったらこんのすけから連絡が来るの。連絡が来たらもちろんそっちを対応するけど、連絡が来ない限りは順調なはずだから。」
A「そうなんだ。」
(大変なんだな…)
良く考えれば、私に色々と説明してくれている時以外、凛音は審神者部屋から出てこなかった。
説明している時も、こんのすけや刀剣男士達から声をかけられ、とても忙しそうだった。
(凛音は、自分の時間がないのかな。)
もしそうだったとしたら、少しでも自分の時間を作って欲しい。
とはいえ、私にできることなどなかった。
凛音「A？」
A「あ、ごめん。何？」
凛音「私が部屋にいる間どうするかを決めようと思ったんだけど、光忠と一緒に洗濯物のお手伝いをしてもらっていい？」
A「いいよ。」
光忠「ありがとう。助かるよ。」
凛音「良かった。じゃあ光忠。私が戻ってくるまでAをお願いね。」
光忠「オーケー。任せて。」
そう伝えると、凛音はすたすたと本丸の中へと戻っていった。
光忠「…じゃあ、行こうか。」
A「うん。」
こっちだよと言って案内してくれる光忠の背中を追った。
着いた先には、伊達組の「大倶利伽羅」が待っていた。
伽羅「…遅いぞ」
光忠「ごめんね。さ、洗濯の続きをやろうか。」
大倶利伽羅はそいつはと言わんばかりの顔で、私をじっと見つめてきた。
光忠「主はお手伝いで来てくれたんだ。説明しながら一緒に洗濯を進めよう。」
伽羅「けっ。時間がかかるな。」
光忠「こら。伽羅ちゃん。」
伽羅「ふん。」
光忠「ごめんね。主。」
A「別に、気にしなくていいよ。」
大倶利伽羅は、無愛想らしい。
初めて伊達部屋へ行った時も、あまり口を開くことはなかった。
(気難しいんだろうな。)
そんな事を思いつつ、光忠に洗濯の進め方を教えて貰い、ゴシゴシと手を動かした。
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山姥切都夢(むっちゃん)(プロフ) - えるさん» いえいえ、辛い時は休む。それも人間の義務ですから！いつまでも待ってますので、楽しみにしてます！ (2018年12月4日 17時) (
レス) id: 7f21632981 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 都夢(むっちゃん)只今男子化中さん» 都夢さん ありがとうございます(´；ω；`)そのようなお言葉をいただき嬉しいあまりです。復活までもう暫くお待ちください…引き続き物語を楽しんでいただければ幸いです。 (2018年12月4日 15時) (レス) id: 17c8c49fb3 (このIDを非表示/違反報告)
都夢(むっちゃん)只今男子化中(プロフ) - 体を休めるのも大切なことです。いつまでも待ってるので元気な姿を見せてください。お待ちしてます。主君。 (2018年11月27日 22時) (レス) id: 7f21632981 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - ゆかりさん» ゆかり様 待たせてしまい申し訳ないです(><)来週2話続けて出しますのでお楽しみいただければ幸いです。 (2018年10月25日 20時) (レス) id: 17c8c49fb3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 待ってます (2018年10月24日 2時) (レス) id: 8ddf66b001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：える | 作成日時：2018年5月4日 19時
