第三十八話 いつも通り ページ41
？「光忠、A、いる？」
光忠「その声は主かい？」
凛音「そう。今終わったから迎えに来たの。入ってもいい？」
光忠「大丈夫だよ。」
凛音「失礼しまー…あれ？Aは？」
光忠「顔を洗いに洗面所に行ったよ。」
凛音「そっか。」
A「あ。」
私が伊達部屋へと戻ってきたら、そこには凛音の姿もあった。
凛音「丁度Aがどこに行ったか話してたところ！」
A「そうなんだ。おかえり。」
凛音はいつも通り元気に見えるが、その笑顔は何故か少し曇っているように見えた。
(何かあったのかな。)
凛音「どうしたの、A？私の事じっと見てさ。」
A「なんでもないよ。」
凛音「そう？ならいいけど。」
(なんでもないわけじゃないんだけどね。)
凛音「それで、さっき政府と連絡を取ってたんだけど、試験まで少し時間をくれるみたいだから安心して。」
光忠「おーけー。分かったよ。」
A「…分かった。ありがとう。」
どうやら今の話を聞く限り、私が審神者になるための試験を受けることはほぼ確定らしい。
まだ私自身はその試験を受けるとは口にしていない。けど、受けたくないと言ったところできっと何も変わらないだろう…。
凛音「だからいつも通りに過ごそう。けど、Aには過ごしてる中で少しお勉強してもらおうかな。」
A「え？」
凛音「審神者について少しづつ学んでもらおうと思って、日常生活の中で私の、審神者のやっていることを見ててもらうよ。」
A「…」
(そんないきなり…)
私は自分のことで精一杯になることが多く、周りを見るということに慣れていない。そんな中、凛音の日常生活を観察して自分で学ばなければいけないなんてとても厳しい。
凛音「大丈夫！少し気持ちは重いかもしれないけど、いつも通り過ごしてれば平気だから。その中でちょっと観察してもらうだけ。」
「いつも通り」過ごす
今の私には、いつも通り過ごす事なんて出来るとは思えなかった_______________。
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山姥切都夢(むっちゃん)(プロフ) - えるさん» いえいえ、辛い時は休む。それも人間の義務ですから！いつまでも待ってますので、楽しみにしてます！ (2018年12月4日 17時) (
レス) id: 7f21632981 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 都夢(むっちゃん)只今男子化中さん» 都夢さん ありがとうございます(´；ω；`)そのようなお言葉をいただき嬉しいあまりです。復活までもう暫くお待ちください…引き続き物語を楽しんでいただければ幸いです。 (2018年12月4日 15時) (レス) id: 17c8c49fb3 (このIDを非表示/違反報告)
都夢(むっちゃん)只今男子化中(プロフ) - 体を休めるのも大切なことです。いつまでも待ってるので元気な姿を見せてください。お待ちしてます。主君。 (2018年11月27日 22時) (レス) id: 7f21632981 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - ゆかりさん» ゆかり様 待たせてしまい申し訳ないです(><)来週2話続けて出しますのでお楽しみいただければ幸いです。 (2018年10月25日 20時) (レス) id: 17c8c49fb3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 待ってます (2018年10月24日 2時) (レス) id: 8ddf66b001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：える | 作成日時：2018年5月4日 19時
