第十六話 お茶 ページ17
光忠｢せっかくだし、お茶でも飲んでも飲みながら話でもするかい？｣
凛音｢お、いいね！A、どうする？｣
話、か。
元々そんなに口に出さない私に話なんて出来ないだろうな…
でも、この機会をのがしたら次にいつこうしてゆっくり話せるか分からない。
だから_________
A｢そうだね…｣
そう答えた。
今にも消えそうな声だったため、皆の耳にちゃんと届いたか不安だったが、4人が優しく微笑み頷いてくれたためきっと届いたのだろう。
光忠｢じゃあ僕はお茶を注いでくるよ。｣
そう言い光忠は部屋を出て言った。
長机を囲むようにして座っていたが、やはり落ち着かずに目だけで辺りをみわたす。
凛音｢やっぱり怖い？｣
私の耳の近くで小さく囁いた。
ｺｸﾘ
凛音｢そうなるよね…手が凄い震えてるし…｣
そう言い凛音は私の手の上に手を重ねた。
その手は、とても暖かいものだった。
凛音｢…どう？少しは落ち着いた？｣
何故だろう。
魔法をかけられたように手の震えは治った。
｢ありがとう｣
そう伝えたいが言葉には出ず、再び頷いた。
凛音｢良かった。｣
凛音がニコリと笑ったと同時に光忠が帰ってきたらしい。
光忠｢お待たせ、お菓子のずんだ餅ももってきたよ。｣
｢｢ずんだか！！｣｣
と、鶴丸と貞宗は声を合わせてキラキラとした瞳で光忠を見た。
さっきまで全く動いていなかった大倶利伽羅も、チラリとずんだに目を向けた。
私は机に綺麗に並べられていくずんだ餅とお茶を眺めていた。
(美味しそう…)
凛音｢よく、準備しておいたの？｣
光忠｢今日のおやつにと思って、作っておいたんだ。｣
(作る？)
その言葉が突っかかり疑問に思っていると、
凛音｢このずんだ餅は、光忠の手作りなんだよ。もうほんっとに美味しいの！｣
光忠｢そう言ってもらえて嬉しいよ。主の口にも合うといいんだけど。｣
(そうなんだ…)
うまーっと、幸せそうに食べる2人を見ながら私もずんだ餅を口へと運んだ。
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再び失礼します！
前回もお邪魔したのですが今回も…( ˊᵕˋ ;)
なんと…！！
.*･ﾟお気に入り登録者数が100人を超えていました .ﾟ･*.
急にどっと増えたので本当に驚きました…
前回同様、お気に入り登録、評価本当にありがとうございます！
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山姥切都夢(むっちゃん)(プロフ) - えるさん» いえいえ、辛い時は休む。それも人間の義務ですから！いつまでも待ってますので、楽しみにしてます！ (2018年12月4日 17時) (
レス) id: 7f21632981 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 都夢(むっちゃん)只今男子化中さん» 都夢さん ありがとうございます(´；ω；`)そのようなお言葉をいただき嬉しいあまりです。復活までもう暫くお待ちください…引き続き物語を楽しんでいただければ幸いです。 (2018年12月4日 15時) (レス) id: 17c8c49fb3 (このIDを非表示/違反報告)
都夢(むっちゃん)只今男子化中(プロフ) - 体を休めるのも大切なことです。いつまでも待ってるので元気な姿を見せてください。お待ちしてます。主君。 (2018年11月27日 22時) (レス) id: 7f21632981 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - ゆかりさん» ゆかり様 待たせてしまい申し訳ないです(><)来週2話続けて出しますのでお楽しみいただければ幸いです。 (2018年10月25日 20時) (レス) id: 17c8c49fb3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 待ってます (2018年10月24日 2時) (レス) id: 8ddf66b001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：える | 作成日時：2018年5月4日 19時
