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阿部side
岩｢もう元気出せって...｣
佐｢無理、心折れた。｣
深｢いいじゃん、初めてじゃないんだろ？｣
佐｢初めてじゃないからこんな落ち込んでるんじゃん。ふっかって馬鹿なの？｣
励ましなのか挑発なのか分からないような言葉をかけあっている3人。
あれから佐久間は｢まずは会話から｣と意気込んでAに何度も話しかけているが、ずーっと無視されているんだとか。
そして今日ついに｢もう二度と来ないでほしい｣って言われちゃったんだって。
そりゃさすがに心折れるか...
佐久間は落ち込んではいるようだけど、前ほど深刻そうな雰囲気は感じられない。
佐久間も強くなったなぁ、なんて誰目線かも分からないような感想を持つ。
というか、実際佐久間もそこまで落ち込む必要はないんだよね。
前にAと一緒に帰った日、佐久間が話題に上がったことがあった。
.
｢...どうでもいい話、してもいい？｣
阿｢いいよ｣
｢最近ね、佐久間がやたら話しかけてくるの｣
阿｢へー、そうなんだ｣
｢うん。だから困ってるんだよね。｣
阿｢それは、迷惑ってこと？｣
｢...ちょっと違うかな｣
阿｢...じゃあなに？｣
｢なんか、佐久間に話しかけられると調子狂うんだよね...｣
.
そう話した彼女は真っ赤な顔をしていた。
無視はしているけど、Aは佐久間が話しかけてくるのを嫌がってなんかいないのだ。
結局お互いにすれ違ってるだけじゃん。
やっぱり俺の入る隙なんてないじゃん...
ここまで見せつけられてしまったら悔しいどころか、もはや笑けてくる。
まあ、だからといってそれを佐久間に教えてあげる気はないけど。
でもちょっとだけ背中を押してあげるくらいはしたいかなぁ。
背中を押すっていうか....挑発？
少しくらいアクションを起こして見せれば佐久間も焦ってくれるんじゃないかな？
そう思って俺は口を開いた。
阿｢あのさ...｣
深｢ん？なに？｣
阿｢もうすぐクリスマスじゃん？｣
岩｢あー、もうそんなになるのか｣
阿｢俺クリスマスに、Aのことをデートに誘おうと思ってるんだよね｣
佐｢.....え？｣
佐久間が目を見開いて俺を見る。
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なあや。(プロフ) - りなぷのれんくんさん» 読んでくださりありがとうございます！私の書いた物語で涙していただけるなんて...本当に嬉しいです...！本当にありがとうございました！ (2021年3月7日 7時) (
レス) id: a53474b7ec (このIDを非表示/違反報告)
りなぷのれんくん(プロフ) - 号泣しました。まじでお話の作り方がうますぎて、なんていえばいいか分からないんですけど、めちゃくちゃいい話しすぎました、、、 (2021年2月13日 7時) (レス) id: 4c35f66251 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - なあや。さん» ありがとうございます！ほぼ同じ台詞を使ったりしようと思っていますので、もしよければ、『引きこもりの彼』という作品にてご確認いただけたらな、と思います。本当にありがとうございました！ (2020年10月25日 8時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
なあや。(プロフ) - momoさん» コメントありがとうございます。真似というのは小説内で同じようなシチュエーションを使うという解釈で間違いないでしょうか？でしたら名前出していただけるなら全然大丈夫です！ (2020年10月24日 2時) (レス) id: a53474b7ec (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 本当はチャットではないんですけど、１番最後の、佐久間の事故に遭うところ辺りを、お名前を出させていただくので、真似させていただけませんか？ (2020年10月23日 20時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なあや。
| 作成日時：2020年8月27日 8時
