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Aside
その日の朝、迎えにきてくれたのは阿部くんじゃなくて照だった。
｢今日照なの？｣
岩｢なに？不満？｣
｢いやそうじゃなくて...なんでかなって｣
岩｢俺もわかんねえの。今日から頼むって言われたんだよね。｣
｢そーなんだ｣
岩｢嫌でも我慢しろよ〜｣
｢嫌じゃないってば｣
私の言葉に満足そうに笑う照。
くだらない話で盛り上がっているうちにあっという間に学校についた。
教室に入れば照とはすぐに別れる。
阿部くんはすでに来ていて、特に変わった様子もない。
だからこそ余計に疑問だった。
なぜいきなり迎えに来てくれなくなったのか。
純粋に大変だからとか？
それだったらいいけど、もし嫌われたとかだったら...
そう考えてしまえば途端に心配になる。
そんな時、前のドアから入ってきた人影。
いつもはわざわざ見たりしないのに、何故か今日は気になって目を向ける。
｢え....｣
その人物を見て思わず声が出た。
教室に入ってきたのは間違いなく佐久間。
だけど見た目がいつもと大きく違っていた。
彼のトレードマークにもなっていた明るい金髪。
それが真っ黒に染められていた。
ふっかや照も驚いているようだ。
だけど阿部くんはすでに知っていたかのように冷静だった。
それもなんとなく気になる。
けれどそれ以上に気になることがあった。
佐久間の表情がいつもと違うような気がするのだ。
髪を染めるのに別に理由なんかいらない。
一瞬思い立っただけで染めることだって充分に有り得る。
それなのにどうしても気になるのは彼のその表情のせいだろう。
彼にどんな変化があったのだろうか。
なにか大きな理由があるような気がしてならなかった。
4人で何やら盛り上がっているのが見える。
というか、見すぎても気持ち悪いよなぁ...
『おはよ！』
｢あ、おはよ！｣
最近仲良くなった女の子に声をかけられたことで、私は4人から視線を外した。
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なあや。(プロフ) - りなぷのれんくんさん» 読んでくださりありがとうございます！私の書いた物語で涙していただけるなんて...本当に嬉しいです...！本当にありがとうございました！ (2021年3月7日 7時) (
レス) id: a53474b7ec (このIDを非表示/違反報告)
りなぷのれんくん(プロフ) - 号泣しました。まじでお話の作り方がうますぎて、なんていえばいいか分からないんですけど、めちゃくちゃいい話しすぎました、、、 (2021年2月13日 7時) (レス) id: 4c35f66251 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - なあや。さん» ありがとうございます！ほぼ同じ台詞を使ったりしようと思っていますので、もしよければ、『引きこもりの彼』という作品にてご確認いただけたらな、と思います。本当にありがとうございました！ (2020年10月25日 8時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
なあや。(プロフ) - momoさん» コメントありがとうございます。真似というのは小説内で同じようなシチュエーションを使うという解釈で間違いないでしょうか？でしたら名前出していただけるなら全然大丈夫です！ (2020年10月24日 2時) (レス) id: a53474b7ec (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 本当はチャットではないんですけど、１番最後の、佐久間の事故に遭うところ辺りを、お名前を出させていただくので、真似させていただけませんか？ (2020年10月23日 20時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なあや。
| 作成日時：2020年8月27日 8時
