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目黒side
昼休みになると弁当を持ってどこかに向かうA。
最近はやたら機嫌がいい。
友達できたのかな？なんて呑気に考えていた。
向｢あー！！弁当忘れてもうた！！！｣
先生の呼び出しから帰ると、突然声を上げる康二。
ラ｢えー、珍し...｣
目｢俺のパン食う？｣
コンビニのパンをひとつ差し出すと、康二は首を大きく横に振った。
向｢あかん！それじゃめぐきゅんがお腹いっぱいにならへん！｣
ラ｢じゃあ康二くんはどうするの？｣
康二は教室の時計に目を移す。
向｢...購買行ってくる！｣
ラ｢え！今から！？｣
ラウールの言葉を聞くより先に教室を飛び出していく康二。
昼休みが始まってもう15分。
争奪戦がひと段落ついた頃だろう。
まだ残っているものがあるか怪しい時間帯。
ラ｢康二くんってすごいね、めめのやつ1個ぐらい貰えばいいのに｣
目｢だな、俺こんな食わねえし｣
ラ｢食べないならなんで買うの？｣
目｢腹減ってる時見ると欲しくならね？｣
ラ｢あー、分かるよその気持ち｣
ラ｢じゃあいらないなら1個ちょうだーい｣
そう言って菓子パンを取っていくラウール。
目｢...仕方ねえな｣
ラ｢めめやさしぃ〜｣
可愛いラウールのわがままはついつい聞いてしまう。
そんなことをしてるうちに康二が帰ってくる。
向｢間に合ったぁ！｣
そう言ってパンを持って笑顔で椅子に座る。
向｢あ、そうや、行く途中Aちゃんおったで？｣
｢...A？｣
向｢近道していったんやけど、お昼食べとるとこ見てん｣
｢...そーなんだ｣
すると少し険しい顔つきになる康二。
向｢なんやけど、もうひとりおったんよ｣
なんやっけ...と考える仕草をする。
向｢あの...チャラついた感じの...｣
ラ｢あー、田中先輩？｣
向｢そう！その人や！｣
目｢...え？｣
意外な組み合わせだね〜、なんて話してる2人の声が遠くなる。
なんでAが？あの先輩と？
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なあや。(プロフ) - ぺえさん» はじめまして！コメントありがとうございます。更新が遅くて申し訳ないのですが、楽しみにしていただけてとても嬉しいです...！これからも作品、作者ともに応援よろしくお願いいたします！ (2020年6月11日 12時) (
レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
ぺえ - この作品が大好きでいつも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1531e90342 (このIDを非表示/違反報告)
なあや。(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。全く気が付きませんでした。以後同じミスを繰り返さないよう気をつけます。本当に申し訳ありませんでした。 (2020年6月7日 8時) (レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。外されないなら違反報告する事になります (2020年6月7日 8時) (レス) id: 1a8c4b814b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なあや。
| 作成日時：2020年6月7日 6時
