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目黒side
深｢あれ、先客だ。｣
そう言って入ってきたのはふっかさんと翔太くん。
俺らを見てニコリと笑うふっかさんに対して
一瞬目を見開いてバツが悪そうに目をそらす翔太くん。
深｢あらまぁ、久しぶりに揃ったね｣
目｢そうっすね｣
全員お互いに気まずさはあるはず。
だけどそれを感じさせない自然な対応ができるふっかさんはやはり大人。
それに負けじと俺も背伸びをしてみる。
だけどあとのふたりはやはり喋ろうとしなかった。
深｢Aよかったじゃん、また集まれたよ？｣
｢...うん｣
深｢...そんな気まずそうな顔すんなって、な？｣
｢...ありがと｣
ほんの少し悲しそうなAと
それを見て困ったように笑うふっかさん。
なんとなく前とは違うふたりの雰囲気。
...ふっかさんもなんだ。
...もしかして、グズグズしているのは自分なんじゃないか。
翔太くんのことを言い訳にしてるだけなんじゃないか。
そんな考えが俺を焦らせる。
渡｢...A｣
その時、Aの名前を呼んだ翔太くん。
｢...なに？｣
動揺しつつも冷静を装って返事をするA。
渡｢...俺、あいつと別れたから｣
｢...え？｣
...翔太くん別れたの？
Aは驚きのあまり口を開けたまま翔太くんを見つめる。
ふっかさんは既に知っていたのか、落ち着いて聞いていた。
渡｢...それだけだから。｣
何が言いたいのか分からない、とでも言うような困惑した表情のA。
一方の俺は今日のメッセージの意味を理解できた気がした。
翔太くんに振られたあいつがAに何をするかわからない。
だから俺たちで守ろう。
そういうことでしょ？
そして今の翔太くんの報告...
邪魔するものは何もない、だから今度からは本気で行く
みたいな？
ほんとにかっこいいなぁ、なんて感心する。
それと同時に迫るリミットを痛感した。
俺もそろそろケジメつけなきゃ...
悔しさや悲しさももちろんある。
だけどどこか、それをすんなり受け入れられている自分がいた。
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なあや。(プロフ) - ぺえさん» はじめまして！コメントありがとうございます。更新が遅くて申し訳ないのですが、楽しみにしていただけてとても嬉しいです...！これからも作品、作者ともに応援よろしくお願いいたします！ (2020年6月11日 12時) (
レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
ぺえ - この作品が大好きでいつも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1531e90342 (このIDを非表示/違反報告)
なあや。(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。全く気が付きませんでした。以後同じミスを繰り返さないよう気をつけます。本当に申し訳ありませんでした。 (2020年6月7日 8時) (レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。外されないなら違反報告する事になります (2020年6月7日 8時) (レス) id: 1a8c4b814b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なあや。
| 作成日時：2020年6月7日 6時
