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渡辺side
渡｢...は？｣
話し方まですっかり変えてしまった篠崎はもう隠す気はないらしい。
篠崎｢何が付き合ってあげた、よ...私のことなんて見てくれたことないくせに...！｣
冷静さを失って取り乱す篠崎に俺は何も言うことが出来なかった。
篠崎｢なんのためにプライド捨ててまでお願いしたと思ってるのよ...｣
渡｢でも、あんなやり方間違って、｣
篠崎｢間違ってることなんて知ってる！！！｣
篠崎｢でも、そうでもしなきゃ、私なんて知ってもらうことすら出来ないじゃない...｣
その言葉を否定することはできなかった。
篠崎｢...なにを強要しても、結局あんたはAちゃんのことしか見てなかった...｣
渡｢...悪かった｣
篠崎｢悪いと思うなら、これからもずっと傍にいてよ...｣
強く腕を掴まれる。
その手に更に力を込めた篠崎は俺に縋り付くようだった。
篠崎｢...私、別れないよ？｣
渡｢...それは、無理｣
俯いた篠崎の表情はよく見えなかった。
篠崎｢...んでよ｣
渡｢...え？｣
篠崎から聞こえる乾いた笑い。
篠崎｢なんであいつばっかなのよ...｣
篠崎｢翔太もそう...蓮くんも辰哉くんも...いっつもAAAって....｣
篠崎｢...ふざけないでよ｣
篠崎｢揃いも揃って...あんな女のどこがいいのよ...｣
篠崎｢男にばっか媚び売るようなただのビッチじゃない、｣
渡｢Aのこと悪くいうのはやめろ｣
咄嗟に出た言葉。
渡｢...Aのこと侮辱するやつは絶対許さねえから｣
そう言えば怒りで顔を真っ赤にする篠崎。
篠崎｢...っもういい！なら別れてあげるわよ！｣
篠崎｢...Aちゃんに何かあったらあんたのせいだから！！｣
渡｢おい、Aには手出すな、｣
俺の言葉を最後まで聞くことなく
走って公園を出て行ってしまう。
深｢...まじかぁ｣
ふっかは静かに話を聞いたあと、頭を抱えて呟いた。
髪を切るぐらい、なんて平気で言うようなやつだ。
あそこまで怒らせてしまったら次は何をされるか分からない。
渡｢...一応目黒にはAから目を離すなって言ってある｣
深｢...そっか。それで守りきれればいいけどなぁ...｣
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なあや。(プロフ) - ぺえさん» はじめまして！コメントありがとうございます。更新が遅くて申し訳ないのですが、楽しみにしていただけてとても嬉しいです...！これからも作品、作者ともに応援よろしくお願いいたします！ (2020年6月11日 12時) (
レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
ぺえ - この作品が大好きでいつも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1531e90342 (このIDを非表示/違反報告)
なあや。(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。全く気が付きませんでした。以後同じミスを繰り返さないよう気をつけます。本当に申し訳ありませんでした。 (2020年6月7日 8時) (レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。外されないなら違反報告する事になります (2020年6月7日 8時) (レス) id: 1a8c4b814b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なあや。
| 作成日時：2020年6月7日 6時
