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玄関に入るなり、靴を脱ぐ間もなく壁に押し付けられる。
下からそっと近づく唇。
また同じ過ちを繰り返している...
そう考えてしまうほど頭は冷静だった。
だけど昂った感情を抑えることはできなくて
結局この空気に流されてしまう。
うっすら目を開けてみる。
高校生になってから染めた明るい茶髪に若干傷んだ毛先。
閉じでいる目から伸びる長い睫毛。
ふっかって髪は明るいのに眉毛は染めないんだよなぁ。
なんて考えているとパチッと目が開いて視線が交わる。
深｢...なんで目開けてんだよ、恥ずいじゃん｣
そっと離れて恥ずかしそうに笑うふっか。
背中を追って、靴を脱いで部屋に上がる。
強引に手を引くふっか向かうのは寝室の方向。
｢まって、シャワーは？｣
深｢どうせ汗かくからあとでいいでしょ？｣
止まることなく寝室に入っては無理やりベッドに押し倒す。
でもしっかりと手は後頭部に添えられていて。
ほんとにこういう所がふっかの魅力。
深｢...今日、俺止まんないかも｣
｢...ふふっ、いいよ｣
そう答えればすぐにふっかの顔が近づいてくる。
目を閉じれば噛み付くように重なる唇。
...ふっかってこんな感情的になることあるんだ。
だんだん深くなるキスに必死に食らいつく。
しがみつくように首の後ろに手を回せばふっかの手がそっと頭を撫でる。
感情をぶつけるような激しい口付けに対して、その手はひどく優しかった。
ボタンがひとつひとつ外されていく。
それに合わせて興奮も高まっていく。
ふとふっかの手の動きが止まった。
深｢...ははっ、なにこれ。樹？｣
ほとんど消えたが、所々に残る淡い跡。
深｢...あいつすげぇ趣味してんのな｣
なんて笑うふっかは胸元にキスを落としながら優しくお腹を撫でる。
ホックを外すことなく隙間から手を滑り込ませると
突起の上で指をいやらしく動かした。
摘んだり弾いたり
執拗に弄られればその快感に声が漏れてしまう。
深｢...これまだ消えてねえの？｣
首筋に唇を押し付けながら呟くふっか。
｢それ、はっ、蓮のっ....｣
止まらない手の動きに言葉を途切れさせながら発する。
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なあや。(プロフ) - ぺえさん» はじめまして！コメントありがとうございます。更新が遅くて申し訳ないのですが、楽しみにしていただけてとても嬉しいです...！これからも作品、作者ともに応援よろしくお願いいたします！ (2020年6月11日 12時) (
レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
ぺえ - この作品が大好きでいつも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1531e90342 (このIDを非表示/違反報告)
なあや。(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。全く気が付きませんでした。以後同じミスを繰り返さないよう気をつけます。本当に申し訳ありませんでした。 (2020年6月7日 8時) (レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。外されないなら違反報告する事になります (2020年6月7日 8時) (レス) id: 1a8c4b814b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なあや。
| 作成日時：2020年6月7日 6時
