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目黒side
深｢あ、いたいた｣
放課後になって人が疎らになってきた頃。
教室に入ってきたふっかさん。
目｢今日なんかあるんすか？｣
深｢...あー、えっと｣
ふっかさんは呟きながら頭をかく。
そしてゆっくりと呼吸をしてAの目を見る。
深｢...髪のこと、謝ってもらおう｣
ふっかさんを不安そうに見つめるA。
...やっぱり、この髪は誰かに切られたんだ。
ふっかさんはAのために動いてるのに
俺は見て見ぬふりをしていた。
...ほんと情けねえ。
ふたりからそっと目をそらす。
深｢...目黒も行こうか。｣
目｢...俺っすか？｣
深｢うん、冷静なやつがいてくれた方がいいかなって...｣
今回は穏やかでいられる自信がないから、と呟くふっかさん。
目｢...行かせてください｣
ふっかさんが俺に頼ってくれている。
それに...
Aのためになるなら、なんだってするから。
深｢...ありがと。じゃあ行こう。｣
そう言って連れてこられたのはファミレス。
6人がけの席に案内され、片側に3人で座る。
学校終わりの学生で溢れかえっていて、周りは賑やかだった。
『ねえ、離してってば！』
だんだんと近づいてくる声。
『何すんのよ、』
俺らの席での近くで止まった。
深｢...和泉さんですよね？初めまして。深澤辰哉です。｣
自己紹介するふっかさん。
そっと顔を上げるとそこには先輩と、手首を掴まれている女の人。
先輩と一瞬目が合うが､すぐにそらされる。
女の人に目線を移すと、顔が青ざめていた。
目｢...目黒です｣
女の人は静かにこちらに目を向けるとすぐに俯く。
田｢...座れ｣
そう言うと向かいに座るふたり。
立ち上がっていたふっかさんも俺の隣に座った。
深｢...Aになんか言うことないですか？｣
和泉さん、というらしい人に優しく声をかけるふっかさん。
和泉｢...なにが｣
不貞腐れたように答える。
深｢...なんでこんなことしたんですか｣
その質問に瞳を揺らす和泉さん。
Aと先輩は静かに話を聞いているようだった。
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なあや。(プロフ) - ぺえさん» はじめまして！コメントありがとうございます。更新が遅くて申し訳ないのですが、楽しみにしていただけてとても嬉しいです...！これからも作品、作者ともに応援よろしくお願いいたします！ (2020年6月11日 12時) (
レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
ぺえ - この作品が大好きでいつも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1531e90342 (このIDを非表示/違反報告)
なあや。(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。全く気が付きませんでした。以後同じミスを繰り返さないよう気をつけます。本当に申し訳ありませんでした。 (2020年6月7日 8時) (レス) id: 4a48e9b232 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。外されないなら違反報告する事になります (2020年6月7日 8時) (レス) id: 1a8c4b814b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なあや。
| 作成日時：2020年6月7日 6時
