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岩本side



次の日、いつも通りAを迎えに行く。





今日はちゃんと余裕をもって到着した。






もしかしたら佐久間が行っているかもしれない。





だけど連絡先を交換していないため、聞く術がないことに気づいた。





佐久間がいたり、今から来るって聞いたら先に行けばいいし。





Aがひとりになるのだけは避けたかった。





マンションの下で待っていると、Aが出てくる。





岩「おはよ」


「おはよ」


岩「今日佐久間と約束してたりする?」







そう聞くと、Aの瞳が小さく揺れる。







「...ううん、してないよ」







険しい顔をしたのも一瞬で、すぐに笑顔になるA。






岩「そっか、じゃあ行こうぜ」






この時はまだ、ふたりの関係がどう変化したのかなんて知らなかった。






阿「照おはよ」


岩「おう、はよ」


阿「今日授業ないっていいね〜、気が楽」


岩「だな〜」







話が終わると前を向いて本を読み出す阿部。







ふとAの方を見ると、何人か女子の友達もできた様子だった。







深「まじお前ら席近いのうらやましいわ...」


岩「朝からなんだよ」


阿「ふっかおはよ」


深「おう、おはよ。俺お前ら以外に友達作れないまま終わるかも...」


岩「何言ってんだよ、コミュ力バカ高いくせに」


深「まあそれはそうなんだけど〜」


岩「うざ...」


阿「あはは、照毒吐くじゃん」


佐「おはようピーマン!!!」







突然聞こえた声に3人とも肩を揺らす。






阿「びっくりした...」


岩「声でか...」


佐「えー、そう?」






ニコニコしながら椅子に座る佐久間。







荷物を置くと、ふっかを見る。







佐「あ...照の友達だよね?」


深「そう!深澤辰哉!」


佐「あー!ふっか?」


深「そうそう!なんで知ってんの?」


佐「昨日の夜阿部ちゃんと話しててさぁ、友達になったって言ってたから」








楽しそうに話すふたり。






なんか、このふたりが合わさると...






阿「...うるさいね」


岩「...同じこと考えてた」







ハイテンションなふたりが話すだけですごく賑やかになった。

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作者名:なあや。 | 作成日時:2020年6月28日 2時

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