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Jesse《じゃあ俺たち準備してくる〜！Shota！いつものスタジオ予約ぶちこもう！》
Shota《今から行けるの…？まぁいいや、また後でね》
Meg《俺も色々環境整えてくる。…だてさん、またTwitterのDMにいけるか聞いていい？》
date.《うん。店仕舞いするから、ちょっとだけ待っててほしいな》
次々とログアウトしていく面々に混ざって、チャットで盛り上げようと息巻くsIn☆をdate.が呼び止める。
sIn☆『なになに〜？どったの？あ！配信の心得をこのsIn☆ちゃんに聞きたい!?!?!?!?!?』
kochiは何となく今から行われる話の内容を理解している様だった。
date.《無理しなくていいからね》
sIn☆『何が？あ、もしかして今配信できない事？だぁいじょうぶだよ、DIVEは出来てるから全然ストレスとかもないし！』
date.《そうじゃなくて。…声、出ないんでしょ》
一瞬図星を突かれたような表情を浮かべ、sIn☆はすぐまた『回線が直ったら配信できるよ〜』とチャットに打ち込む。
date.《隠さなくていいよ。変なバグか何かに巻き込まれちゃったんでしょ》
sIn☆『…や、そんな事ないよ、本当に、回線工事が時間かかっちゃってるだけだから』
kochi《シンはみんなに心配かけたくないもんね》
カクテルを飲み干して、優しい笑みを浮かべてkochiがsIn☆に話しかける。
kochi《安心して。俺らは他の人には言わないからさ。みんなに言うのが嫌だったら、俺らにだけでも頼ってくれないかな》
sIn☆は何も言えない、と言った様子で少しだけ困った様に肩をすくめる。
date.《俺たちじゃ、頼りないかな。sIn☆の力になれるように、今色々探っているんだ》
kochi《だから、俺たちにだけでも不安を吐き出してくれたら嬉しいんだけど》
sIn☆『…ごめんね、ありがとうね』
一瞬恥ずかしそうな、どこか嬉しいような、されど切なげな曖昧な表情を浮かべてから、sIn☆はニパっとしたいつもの笑顔を浮かべるとログアウトした。
date.《じゃあ、店仕舞いするから。kochiも行った方がいいんじゃないの。Jesseがうるさいよ》
kochi《ははは、そうだね。じゃ、また後で》
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年10月4日 14時
