６８話(クラピカSide) ページ25
クラ「どうして…あなた達が…」
そこには、クルタ族の仲の良かった幻影旅団メンバーが集結していた。
フィ「決まってるだろ。こいつを捕らえに来たんだ」
マチ「やられっぱなしってのも性にあわないしね」
シャ「クラピカ。久しぶりだね」
クラ「シャルナークさん…」
クロ「話は後だ。こいつを捕らえる。
クラピカ、そのチェーンジェイルという鎖を刺せば、奴を止められるのか？」
クラ「ああ、可能だ。だか、奴は強い。隙がない」
フィ「だったら、その隙を俺達がつくる」
シャ「ああ、決まりだね」
ルカ「僕も行く。指示、よろしく」
クロ「了解だ。それじゃ……
GO！！」
ヨル「なんだなんだ？いっぺんに来れば俺を倒されるとでも？舐められたもんだね！！
はっ！！」
(ガシャンｯ (カキーーン (ドンｯ
キル「す、すげー。あのヨルってやつに食いついてる。さすが幻影旅団…
(くそっ！俺達にもあんな強さがあれば、ルナを守れるのに…。ただ、こうやって見てるしかないなんて…)」
ゴン「うん…。俺達も早く、強くならなきゃね」
ヨル「ｯ！！さすがに、この人数は……
ｯ！？しまった！」
シャ「クラピカ！」
クラ「ああ！チェーンジェイル！！」
クラピカの鎖がヨルの体に巻き付き、強制的に絶の状態に。
ヨル「ふん！こんな鎖、ちぎってやるわ！」
マチ「動かないで。動くと切れるよ」
マチの念糸がヨルの首元に。
クラ「さぁ、答えてもらおう。私の同胞、クルタ族を殺したあと、目はどうした？どこにやった！」
ヨル「はぁ？知らねぇ〜よ。俺は殺しただけだ。俺はそういう趣味、もってねぇーよ」
クラ「嘘を吐くな！じゃあ、何故、クルタ族の遺体が発見された時、目がえぐり取られていたんだ！？」
フェ「奴が…言っていることは…本当だ…」
シャ「フェイさん！？起きてて大丈夫ですか！？」
フェ「ああ、娘に比べたらどうってことない。
多分、ヨルが殺したあと、運悪く盗賊かなんかが通りかかり、えぐり取られたんだろう…。
その証拠に、クルタ族襲撃事件後、緋の目がたくさん出品されていたからな」
ヨル「おいおい、そんな話どうでもいいからさぁ〜、早く解放してくれない？」
ケイ「待たせたのう。青年、そいつの身柄はハンター協会が受け持つ。安心せい、わしが責任をもって、ハンター協会まで連行する」
フェ「親父！！頼む」
クラ「ルナのおじいさん！？あ、ああ、よろしくお願いします」
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作者名：Luna | 作成日時：2018年1月2日 21時
