59話 本当の犯人 ページ16
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『え…じゃあ、そいつがクルタ族を…。
しかも単独!?』
フェ「ああ、間違いない。よくもまあ、幻影旅団を利用したものだ」
ケイ「そいつの名前、聞いたことあるのう。ハンター協会が警戒しているヤツ、だったと思うが…」
フェ「その通りだ親父」
セレ「ハンター協会が警戒している人なんじゃ、けっこう強いんじゃない?しかも、幻影旅団を利用した人物。逆に私たちが利用される可能性が…」
『捕まえる』
「「「え?」」」
『私の大切な人にあんな悲しい顔を作らせたヤツだもん。いくら相手が強くても必ず、捕まえる』
これくらいしかあの人の…クラピカのお手伝いができないから。もう悲しい顔は見たくない、笑ってほしい。
フェ「捕まえるさ、必ず」
セレ「ッ!? フェイ、本気なの!?」
フェ「ああ。娘がこんなに頑張ろうとしているんだ。親がなにもしないわけにはいかないだろう?
というのは建前で、俺はクルタ族が襲われてからずっと、真実を探していた。やっと、本当の犯人を捕まえることができるんだ。俺のためにもクルタ族のためにも必ず、捕まえる!」
『父さん…』
フェ「ルナ、お前も手伝ってくれよ?」
『…うん!もちろん!』
ケイ「よし、わしも協力しよう。相手は厄介なやつじゃ。拘束した際、協会側がすぐ動けるよう手配しよう」
ルカ「僕ももちろん協力する。主が行く所へ僕はどこまでもいくよ」
フェ「よし、まずは幻影旅団からヤツの呪縛を解かなければな」
『わかったわ。っとその前に2人に連絡しなきゃ。
〈9月1日にそっちに行けそうにない〉って…』
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9月1日
キル「はぁ!!??」
ゴン「ッ!!どうしたのキルア!?」
キル「ルナのやつ!やっと連絡来たと思ったら今日は来れないって言いやがって」
ゴン「えぇ!?」
キル「たくっ、クラピカといいルナといい、なんで今日集合できないんだー!!しかもきっかけになっ
たクラピカ本人が来ないとはどういうこった!!」
ゴン「落ち着いてキルア!クラピカはお仕事があるからしょうがないよ!ルナは…わかんないけど….」
キル「ああ!もう!」
(ルナ…約束…したじゃねぇーか…)
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作者名:Luna | 作成日時:2018年1月2日 21時