エルフ族の少女【HUNTER×HUNTER】 (ページ48)

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４３話暴走ページ48

『おい、イルミって言ったっけ？何ほざけたこと言ってんの？友達が必要ない、だって？ふざけてんじゃないわよ！！ゴンと一緒にいたキルアの姿、ちゃんと見た？すっごい楽しそうで、すっごい笑顔で…。それをあんたは必要ないって言うの？』

イル「そう。必要ない。邪魔なだけ」

『あ、そう。へぇ、そーなんだ。あんた、兄貴失格だね～』

イル「君に失格とか言われたくないんだけど？」

(殺気ブワァーーーーーーー

ルカ「ルナ！どうどう！！」

審査員「んっんん！では、次の試合を始めさせてもらいます」

【クラピカSide】

審査員「では、はじめ！」

レオリオ、がんばれよ～。

ボド「では、こちらからいきます、ｯ！！君は！」

ｯ！？キルアいつの間に！？

『キルア、ダメーーー！！！』

(グサッ (バタン

キル「ｯ！！」(ポタｯポタｯ

クラ「ルナ！！！」

私はすぐにルナの元に駆けつけた。
そこには脇腹あたりが真っ赤に染まったルナの姿があった。

クラ「ルナ！！大丈夫か！？」

『だい…じょぶ…。

キルア…。あなたに友達は必要ないって、兄貴さんは言ってたけど、そんなこと…ないよ…。あなたはもう…立派な…ゴンの友達だよ…。もちろん、私もね！(ニコｯ』

キル「ｯ！！ごめん、ルナ…」(ダッ

キルアはそのまま外へ走り出してしまった。

レオ「おい、キルア！！どこに行くんだ！！」

クラ「ルナ、ルナ！！起きてくれ！！」

目を閉じている。出血の量もひどい。私の手が、真っ赤だ。まさか、このまま……

嫌だ！もう、大切な人を…好きな人を…失いたくない…。

レオ「大丈夫だクラピカ。気を失っているだけだ。とにかく、早く医務室へ！」

クラ「そ、そうだな。私が医務室まで運ぶ。

誰か！案内を頼む！！」

メン「私が案内するわ！こっちよ！」

その後、審査員達で審議し、キルアは……

不合格となった。