エルフ族の少女【HUNTER×HUNTER】 (ページ44)

今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:45,692 hit

３９話歌が好きページ44

『～～～～～～♪』

久々に思いっきり歌うな～。なんだかんだ試験で忙しくて歌う暇なんかなかったからな～。

クラ(この歌声は、ルナ？)
.

.

『～♪ ふぅ。

わぁぁ！綺麗な夕日！こんなにゆっくり夕日を眺めるなんて、久しぶりだな～「そうだな」うわぁ！！クラピカ！？』

いつの間に！？てか、歌思いっきり聞かれた～// 能力で使う以外で聞かれるのすこし恥ずかしいんだよな……

クラ「すまない。びっくりさせてしまったか？

歌、好きなんだな」

『うん！歌は大好き！歌は、元気がでる』

クラ「そうか。私もルナの歌を聞いていると元気がでる。さっきの歌も素晴らしかった。怪我を治すときの歌と違い、なんかこう、自由な感じがしたというか……。

あ、すまない！音楽に詳しくない私が言うことではなかったな」

『……！ううん、すごく、嬉しいよ。自分の歌が友達にも元気を与えている、ほんとに嬉しい…』

歌は趣味でやっていたこと。その歌が誰かのために役立つことはほんとにほんとに、嬉しいこと……
歌の能力だって、誰かの役に立ちたくて……

クラ「そうか、よかった(笑)

いよいよ、最終試験だな」

『……そうだね』

ここまで長かったなぁ。ちょっと、寂しいな…

クラ「ルナは、ハンター試験が終わったらどうするんだ？」

『多分、また旅に出ると思う。いろんなところをみて、いろんなことを学んで…
でもその前に、一旦エルフの森へ帰るかな』

2年前に旅に出てから帰ってないし、いるかわかんないけど父さんに報告しなくちゃいけないこともあるし。

クラ「そうか、旅か。いいな」

『クラピカは、ハンター試験終わったらどうするの？』

クラ「私は……同胞の目を探す。全てはそれからだ」

『そっか。見つかるといいね、みんなの目
私も何か情報を得たら、クラピカに知らせるよ』

クラ「ああ、よろしく頼む」

クラピカ…。とても悲しい目…。
私も何か、クラピカの役に立ちたい。
何か…何か…私に出来ることは

………ないの？