第十七夜 ページ18
Aside
A「ふああ…」
今日は聖ショコラトル・デー
その為授業が終わってから今まで私はずっと台所にこもっていた
(…これで、全員分っと。ラッピングも終わったし、大丈夫だね〜)
チョコを冷蔵庫に入れて
部屋へ向かおうと玄関ホールヘ向うと
____ざわざわ____
____きゃあきゃあ____
なんて、賑やかな声が聞こえ窓から外を見てみると
生前に漫画で目にした光景が広がっていた
(うわぁ…あんなの相手にしたくないわ…。今ならナイト・クラス所属のガーディアンにしてくれた枢に感謝できる)
等と考えながら見ていると、零が現れ女の子を助けた
ふと、零を見ると顔色が悪かった
今日は聖ショコラトル・デーで、もうすぐ零は優姫を襲ってしまう
そして枢が怒る
っと、これが原作の流れ
私はなるべく"今は"原作通りになる様動くだけ
・
部屋へ戻ると直ぐにベッドに倒れ込む
A「はぁ〜…寝る前が一番幸せ」
そう言いながら私はそっと意識を手放した
・
・
しばらくすると目の前に桜の花びらが舞ってきた
直ぐに夢だとわかり、桜の木の上に座ってる人物に話をかける
A「相変わらず、夢の中でしか会えないのね」
その人物は私の言葉を聞くと
目を細めて言った
「お前はそう言うが、わかっているのだろう。私の目的も、現れる時期も…」
私はこの人物に全てを許している
何も隠す事なく、全てを話している
A「知っているけど、貴女を失いたくない。でも、また昔みたいにちゃんと会いたいの…。だって、貴女は私の一番の親友ですもの」
「そうやって言うのはお前くらいだ。…お前も随分な物好きだな」
A「ふふっ、そう？」
「まぁ良い。お前が元気にしているならいい。私はもう行く」
そう言って
"彼女"は背を向ける
A「ねぇ！また来てよ、またお喋りしよ？」
彼女は顔だけを振り向き
微笑みながら
「ﾌｯ。気が向いたらな…」
桜がふぶき
気付いたら目の前には見知った天井があった
私は夢の中では彼女の名前を呼ばない
だって会った時にちゃんと言いたいじゃない？
____"閑"って____
皆は彼女の事を『狂い咲姫』と呼ぶけど
私にはただ一途に大切な人を守ろうとしている
一人の女性としてしか見えない
だから、私は彼女を失いたくない…
「A様…？」
声をかけられ、前を向くと
翠と蒼が居た
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PUPAY(プロフ) - 本当に今さらなのですが、皆様たくさんのコメントありがとうございます！更新したりしなかったりにはなりますが、見守ってくれると嬉しいですm(_ _)m (11月28日 0時) (
レス) id: 0b9e7716c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - この話面白くて続きの展開が気になります！！ (2022年9月25日 18時) (レス) @page19 id: 83b0960623 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - 面白いです！続きはありますか？ぜひ読みたいです (2020年8月17日 4時) (レス) id: c205e099df (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - すごく良かったです！続きってもう書きませんか？ (2019年10月6日 21時) (レス) id: 4d96f772d4 (このIDを非表示/違反報告)
PUPAY(プロフ) - 風花さん» コメントありがとうございます^^*とっても嬉しいです！楽しみが膨らむよう、これからも頑張ります(^ ^) (2019年2月2日 19時) (レス) id: c6f7dfee20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPAY | 作成日時：2018年9月21日 1時
