第一夜 ページ2
Aside
次に目を覚めると
そこには目慣れない豪華な天井があった
(…ここは、…どこ？てか、私生きてるの…？)
少し横に視線をそらすと小さな女の子がいた
その子は私が読んでいた漫画の主人公に似ていた
「わぁ〜おとうさま！おかあさま！Aがめをひらいたよ！」
その子が言えば数秒後に男性と女性が私のところへ来た
その2人もまた見たことある人達だった
(え、悠と樹里そっくり。それにあの子…優姫にそっくり…。もしかして、ここヴァンパイア騎士の世界？)
そう考えているうちに女性が私を抱いた
樹里「見て優姫。優姫も2年前はこんな小さな赤ん坊だったのよ」
悠「2年があっという間だったね」
優姫「わぁー！ほっぺたぷにぷにする！おにいさまがかえってきたら、しらせなきゃ！Aがめをひらいたって！」
そこで女の子の名前を聞いて確信した
どうやら本当にヴァンパイア騎士の世界に来てしまったようだ
しかも夢小説でよく見る転生トリップってやつだ
(うん、そうだよね。皆が私より大きいのは私が赤ちゃんだからだもんね)
3人は周りでお喋りしながら私を撫でたりしてる
特に優姫は妹が自分を見てくれるのがたまらなく嬉しいのか、ずっと私を見てニコニコしている
樹里「なぁに優姫。そんなにAの事見つめちゃって」
優姫「あのね！ゆうきにいもうとができたのが、すっごくうれしいの！」
悠「そうだね。優姫に続いてAが生まれてきて、可愛い娘をもって幸せだよ」
樹里「そうね！なんたって私達の娘ですもの！」
なんて、親バカ全開の話をしていた
・
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しばらくすると、ドアに人が近づく気配がした
(…赤ちゃんでも、気配がわかるんだ。流石、純血種のヴァンパイア)
「ただいま戻りました」
ドアを開いて入って来たのは、左右対称の顔の整っている美少年、玖蘭 枢だった
優姫「にいさま、おかえりなさい！あのね！にいさまに、うれしいしらせがあるの！」
枢「ｸｽ)どんな知らせ？」
優姫「フフン！Aがめをひらきました！」
そう言うと優姫は枢を私の所へ連れてきた
上から吸い込まれそうなダークレッドの瞳が覗いてくる
(…綺麗な瞳)
これが私のと枢こと、お兄様と初めて目を合わせた日
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PUPAY(プロフ) - 本当に今さらなのですが、皆様たくさんのコメントありがとうございます！更新したりしなかったりにはなりますが、見守ってくれると嬉しいですm(_ _)m (11月28日 0時) (
レス) id: 0b9e7716c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - この話面白くて続きの展開が気になります！！ (2022年9月25日 18時) (レス) @page19 id: 83b0960623 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - 面白いです！続きはありますか？ぜひ読みたいです (2020年8月17日 4時) (レス) id: c205e099df (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - すごく良かったです！続きってもう書きませんか？ (2019年10月6日 21時) (レス) id: 4d96f772d4 (このIDを非表示/違反報告)
PUPAY(プロフ) - 風花さん» コメントありがとうございます^^*とっても嬉しいです！楽しみが膨らむよう、これからも頑張ります(^ ^) (2019年2月2日 19時) (レス) id: c6f7dfee20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPAY | 作成日時：2018年9月21日 1時
