いーとみー外伝 (ページ8)

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３-③ ページ8

並原さんはうちのメイドさん。
今は食材の買い出しから帰るところだったらしい。

「ええんですか？怒られたりしません？」
「大丈夫です。
というより安田さん、敬語じゃなくて構いませんよ？先輩とは言え私の方が年下ですから」

はーほんましっかりしてるなぁ。

「誕生日プレゼントですか…やはり洋服とか小物とかの身につける物が良いのでは」
「なるほど…」

せやんな、女のコやからそっちの方が嬉しいやんな。

「それにお嬢様もよく『安田、すっごくセンスがいいの！』って仰ってますから！大丈夫ですよ！」

えっ、そ、そうなん(照)
やー、あの子そんな、えぇ？

「お洋服や靴のサイズも知っているのでしょう？」
「はい」

下着以外は毎日お着替え手伝ってますからね。
何で着せる所まで執事がやらなあかんのかほんまに謎やけど、もはや受け入れてきている自分がなかなかに怖い。

「それなら手っ取り早いです
あ、ここなんかいいんじゃないでしょうか？」

着いたそこは…何かこう、女のコな可愛らしい洋服がいっぱいあるとこやった。