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６-�� ページ27

綺麗な黒髪のツインテールが揺れる。

父親や母親、使用人たちと庭の薔薇を見ながら談笑している様子はまさに高嶺の花やったけど、興味はそれをいとも簡単に上回った。

可愛い。綺麗。可愛い。
話してみたい。どんな子なんやろ。

目は大きな門の中の彼女に釘付けのまま丸山さんに聞く。

「丸山さんって…ずっとあの子の傍に居てんの？」
「ま、そうやな大抵は。習い事の時間とか学校の時間はフリーやけど」

ええなぁ。

「俺あの子の執事になりたい」

気づけばそう口に出していた。

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作者名：よつげ | 作成日時：2019年6月22日 21時

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