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５-�� ページ18
俺が自分の将来について考えだしたのは
繭華様の執事になって、もう少しで二年という頃。
世の中の子どもよりは多少早かったと思われる。
やって、執事という特殊な職に就かせてもらって
繭華様の傍に居て
でもきっと、永遠やない。
いつか、あの子やって綺麗な真っ白のドレスに身を包んで、今居る家を出て行く時が来るかもしれん。
…そん時俺は。
ちゃんと『おめでとう』って言うてあげられるかな。
俺は、あの子の執事を退いた後
どうしたらええんかな。
遠い未来の話なんかやない。
やってあの子の魅力は俺が知ってる。誰よりも。
そんなことを考えていたある日。
ｺﾝｺﾝ
「やすだー、いる？」
「はいはい今開けますよー」
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作者名：よつげ | 作成日時：2019年6月22日 21時
